このアニメは、スクラッチキャット(以下左猫)とキャット(以下右猫)の二人の登場人物で構成されている短編アニメである。内容としては、右猫が左猫を自殺に追い込む少し暗い作品となっている。 では、この登場人物たちが表すものは何なのか。最初にこのアニメを見たとき、僕は少し違和感を感じた。それは、右猫は左猫のことをよく知っていそうな口ぶりなのにも関わらず最初に「君は、誰?」と言ったことである。このことから右猫は、このアニメの作者であるねこけんてぃーの今の自分であり左猫が過去のねこけんてぃーであると考えた。左猫が過去のねこけんてぃー、右猫が今のねこけんてぃーを表しているのである。もともと、ねこけんてぃーは純粋な心の持ち主であった。しかし、人間とは年を取るにつれ性格が汚れていくものである。やがて右猫のような性格へと変わってきた。ねこけんてぃーには左猫も右猫も存在している時期があった。様々な葛藤を起こす、通称思春期である。思春期を終わらせる方法は一つしかなかった。それは過去の自分を殺し、今の人格だけで生きていくということであった...このアニメは人間の残酷ではかない心の成長を風刺しているのではないか。そう考えさせられる話であった。2話が楽しみである。