・・・や・・・・・に・・・・れい・・・・・れ・・・ なにかの音が聞こえる。どんどん強くなっていく。 ・・じゅり・・・ゆ・・・そん・・・れ・・・ひゃ・・ 言葉が思い浮かんでくる。 な にれ じゅて みらきゃら へりゃ みれい・・ また薄れていく音。 「蛸壺や はかなき夢を 夏の月」 「おーい、このタコ!!」 誰だろう、誰かいる。この人は・・・ 「このタコやーーい!!」 イカだ。 「よし、分かるかの?」 何が分かるのか、ツッコミまくりたいところだが、声がでない。いや、「出ない」というよりも、「出せない」のだ。 「ここはどこじゃ・・・?3号とオヌシが、タコツボバレーで戦っておるときに、誰かに連れ去られた気がするんじゃが。・・・」 オイオイ、それよりも、声でないんですけど。 「オヌシ、なにをしとったか覚えておるかの?」 ・・・?あれ、そういえば、私、何してたっけ・・・ 「・・・」 「・・・・・・」 「まさかオヌシ、連れ去られたときのショックで記憶がとんだんか?」 ・・・私は誰だろう・・・? 「・・・」 「・・・・・・」 「黙ってるっちゅうことは、Yes、っちゅうことじゃな」 「よし、ともかく、ここから出ないとじゃな!戦いはやめ!ともかく、ここからでるゾイ!」 全然聞いていないところもあったが、ともかく、ここから脱出すればいいようだ。 「んじゃ、イカ、よろしく-~」 視界の目の前に、まず、「デンシャ」が止まっている。その先に、少し、「インク」があるのが見える。 ・・・このまま真っ直ぐ進もう。 そのまま進むと、「いんくれーる」があった。だが、いま「彼女」は、「インク」を出せるモノをもっていない。 だが、その隣に、足のマークがついたモノがあった。 そこに、「彼女」は、乗った。 すると、どうだろう。 「いんくれーる」に、インクがついたときのように、 「タコ状態」で進めるようになっていた。 インクレールで進んだ後、円柱のような箱の中に入った。なんか、吸い寄せられたというか。 その箱から出ると、「彼女」は、ブキを持っていた。 そのブキの名を、 「わかばシューター」 ・・・ここは何? 彼女の前には、また、先程とは違う光景が広がっていた。 箱がいっぱい並び、ところどころ木箱があり、風船や、インクレールの別種も・・・ 「オヌシ、カギを探すんじゃ!」 ・・・ああ、そうか、さっきの話、聞いてなかった。 「彼女」は、木箱や風船を壊し、カギがないか探した。途中で、カンケツセンも出てきた。 「彼女」は、カギを見つけ、さっきの円柱のような箱の元へ戻った。その、円柱のような箱をでると、手に持っていたブキはなくなっていた。 「むっ、回収されたか」 出口にあったドアをカギで開け、先へ進む。 すると。 また、先程とは違う、広いところへ出た。 ・・・何か、音がする。 そうして、「彼女」・・・ウデには、「NO.10008」と書かれた「彼女」の、冒険が始まった。 ♡、☆、よろしくお願いします! 次回は、ハチの冒険の中盤へ入ります!お楽しみに!