side:??? ...20XX年某日、東京某所。私は同じ事をSNSに吐いた。 ”親ウザすぎ”、”世界なんて糞ったれ。滅んじまえ”って。最低だって分かってる。けど、コレしか現実から目を背ける手段が無いのも分かってるんだ。生まれついて持つ私の権能が[???]である事も。 ___こんな無法の世界から、逃げないといけない。 side: 花憐 私の名前は紫陽 花憐。ここは無法の日本、”チザクラ”。犯罪は起きる、戦火も常に止むことのない世界。私はこの世界のごく一般的な学生だ。 「...はぁ..嫌だな、自衛すんのも。」 片手にはスマートフォン、もう片手には汚れた鉄パイプを。ソレが私の普通だった。 「ありゃ、コレはひどい惨状やね〜♪」 「学園長、酷いと惨状は意味が重複しています...」 ...この変な人達が来るまでは。 「こ...子供?」 思わず声に出す。無理もない。”学園長”と呼ばれたこちらの関西弁の女性は明らかな幼女なのだ。 「失礼やな!誰がチビなん!?」 ...心を読まれた。作者パワーだろうか((メタい 「...あぁ!俺は簡単に言えば”創造神”、つまりこの世界の作者やで!」 ...嘘でしょ、こんな幼い奴が凄惨な世界を作ったのか。 「おい誰が幼い奴なん!?」 「ご...ごめん..」 謝るとその小さな創造神は自慢げな面持ちで、 「分かれば良いんや!えっと、俺の名前は海月真琳!とある学校で学園長を努めてんねや!隣に居るのは舎弟の静瀬やよ!」 隣...と言われ横を見ると、執事服の男性が。彼女に紹介をされた静瀬さんは(...コクリ)と静かに頷いた。 「真琳さんと静瀬さん...?ですか...」 「なんで俺だけ下の名前やねん!?まぁ俺の事は真琳で全然ええで!...ってあでぇ!?」 その時、静瀬さんに真琳ちゃんが叩かれた、痛そう。 「すみませんウチのアホ主人が...」 やはりこの人は従者だったのか。 「いえ...大丈夫です。真琳ちゃんは大丈夫だった?」 まずはいま涙目になって俯いている彼女の心配だ。 「...そりゃあ痛ぇわ...静瀬お前、加減知らねぇやろ...」 「...ぁ、話が脱線してもうたなぁ...」 ...??そういえば、この人たちは私に何の用が...? 「...紫陽花憐さん、お願いがありマス。」 そして少女は改まり、不格好な敬語になる。 「我が校の生徒として編入して欲しいんデス。」 そして...某魔法少女作品のキュ〇ベエみたいな誘い文句で入学を誘われた。学校には行きたかっただけに、凄く迷う。けどこの子が学園長はな...心配。 ...いや、もしかしたら、彼女の学校に行けば私は”何か”が得られ、私自身が変われるのかもしれないな... 「...分かりました。入学させて下さい”学園長先生”。」 すると、安心したように彼女は笑い、 「...良かったわ、キミがいい人で。じゃ、コレ制服な。自己紹介いるから、明日の午前7時、ココで落ち合お。」 手渡された紙袋にはブレザーやクロスタイがある。 「...分かりました。では、また明日。」 すると、学園長先生と静瀬さんは手を振って去った。 ...寝坊しないよう、今日はもう寝るか。明日は早いな... メモクレに続く
side:花憐 __後日。 私が起きられなくなる心配は杞憂だった。日が昇ってもいない早朝。私は静かに起床した。朝ごはんを食べて、荷物をまとめて。いつもと同じ朝。唯一違うのは、私がいつもの服と違い、制服を身にまとっている事、そしていつも下ろした髪を結い、サイドのみつあみにまとめている事。淡い赤色のブレザーとスカート、そしてクロスタイ、と存外デザインは可愛かった。かといって甘すぎないシンプルな物。その上にいつもと同じヘッドフォンとグレーと淡い紫のパーカー。心の準備も出来た。学校に、行くか。そして私は仏前に座り、挨拶する。 「今日から学校だし行くね、姉さん。いってきます。」 鬱陶しい前髪は切り、今日から高校デビューだ。 ーーーーーーーーーーーーーーー ▽専門用語メモ 権能とは 簡単に言えば能力...的なこと。内容はその人物の過去と性格に大いなる影響を受ける。 チザクラとは 簡単に言えば無法地帯と化した”もう一つの日本”。更に簡単に言うなら別世界。戦争は多いが、見た目は実際の日本そのもの。また、花憐たちが住んでいるのは”No.1 トウキョウ”で、現実の東京都と酷似した都市。 ーーーーーーーーーーーーーーー あとがき まず、タイトル募集します!! 中に花憐ちゃんのビジュあるので!FA書いてくれる人が居たら喜びで舞いマス...!w