◤ 不眠族概要 ◢ 本来は寒冷地帯の山頂などの山奥に住む種族である。 山頂付近に十数名から数十名程度の集落を作る。生まれつきの魔力が、エルフを除いた亜人族の中では最も強く、ノルミアのように、多くの魔法を扱えるものが多い。 そして、この種族の何よりもの特徴。眠らないことである。これは、寝る必要が無いのではなく、寝ることができない、と言う意味だ。なので、「意味はないけど暇だから寝る」と言うことができない。そして、どんなに脳に衝撃が入ったりしても、気絶することもない。つまり、生まれてから死ぬまで、意識が途切れると言う経験をしない。 他に、寿命が人間の約倍、140年ほどである。そのため成長と老化の速度も二分の一である。 そして、普段から休むことなく脳を酷使し続けているため、120歳を超えたあたりから、正常な精神を保たなくなることが多い。130歳を超えると、もはや意思疎通が困難であるものが非常に多い。140歳を超えると植物状態となる可能性が爆発的に上がり、植物状態となると、1週間以内に脳がスープ上に溶けてしまい、死亡する。 心臓発作など、脳以外の死によって亡くなった場合、脳は特にダメージを受けない。 寒冷地に住むためか、透き通るような白い髪を持つものが多い。瞳は冷たい氷のような青である。それ以外、人間と区別する方法はない。人間も銀髪で不眠族のような見た目だったりすることがあるので、不眠族は最も人間に近い亜人と呼ばれることもある。
小説群 ARCHIVIUM 分類 Ar 作者 はる Vol.1