第一話:これ 前回:0話なんてないよ? 次回:https://scratch.mit.edu/projects/1386917311/ 小説【ヒーロー】#01存在意義 ???「僕は、彗亥 馨。たった1人のヒーロー。」 馨「君たちは、ヒーローと言われて何を想像する?」 馨「そうだね。うん。それが一番正しい。」 馨「でも、、、、違う。ヒーローは『孤独』、 『偶像』そして『不正解』。」 馨「この世界だとそれが『正解』。」 馨「そして、、、、えっ!?」 地響きが鳴り街中にアラートが鳴り始める。スマホからは無機質な音声が地震が来たと伝える。 スマホ「地震です。地震です。強い揺れに備えて下さ い。」 そして人々はパニックになり、ビルが倒れる。この街は『東京に次ぐ都市』と呼ばれるほどな大都会。 それが悪かった。 倒れたビルに囲まれた人々。そしてそこに倒れ始める高層ビル。人々は声を上げた。 人々「助けてッ!!誰かッ!!お願い!!助けてッ!」 馨「そして『お節介』なのがヒーローだから。」 馨は左足に力を込める。その瞬間地震のせいで緩んだのか左足の地面が崩れる。 いや。地震のせいではなかった。馨は崩れた地面の破片をいくつか持ち、ビルに向かって投げる。 そして、その破片を足場にして空中を空中を駆けていく。 あっという間の出来事だった。馨はビルが倒れるよりも疾く、早く、速くたどり着き、人々を抱えて走る。 人々は歓喜の声を上げた。 人々「え?生きているの?」 その時、馨はもうすでに人々に背を向けて歩き出した。 人々の中の1人の男の子が馨に声を掛けた。 男の子「お兄ちゃん、もう行っちゃうの?」 馨は答える。 馨「うん。まだ助けられる人がいるかもしれないから。」 人々は一斉に声を上げた。 人々「ありがとう!!ヒーロー!!」 人々の声は街に反響する。 人々「ありがとう!!ヒーロー!!」 馨「『孤独』で『偶像』で『不正解』で『お節介』だけれども、これが『正解』だから。僕はヒーローをやり続けられるんだ。」 ==========#01終わり=========