プロセカ漫画企画⑥やっちまったな…(笑) 次回予告「やっぱり来た、壊れかけ」 7話 笑えない魔法 前話 https://scratch.mit.edu/projects/1376919730/ 次話 まだない
第6話「届く歌、アイドルの覚悟」 夕方。 ステージの照明が、ゆっくりと灯る。 そこには——MORE MORE JUMP!のライブ準備が進んでいた。 桐谷遥は、ステージの袖で静かに目を閉じる。 遥(ちゃんと…できる) 遥(私は“アイドル”だから) --- その頃。 一歌たちの元に寧々が現れる。 「大きい反応」 志歩「どこだ」 寧々「ライブ会場」 一歌「え…?」 「たぶん、人が多いほどノイズは集まる」 --- ライブ開始。 歓声。 光。 音楽。 遥が歌い始める。 その声は、完璧だった。 でも。 「……届いてない」 客席の一部に、黒い歪み。 ノイズが静かに広がっていく。 --- ステージ裏。 一歌たちが合流する。 「遥!」 遥「一歌…?」 --- 説明は短い。 志歩「外ヤバいことになってる」 遥はステージを見る。 観客。 笑顔。 でも、その奥。 空虚。 遥(私の歌…ちゃんと届いてる?) --- そのとき。 客席から悲鳴。 ノイズが一斉に暴走。 ライブ空間が歪む。 寧々「来る!」 --- 一歌・志歩・咲希・えむ・司変身。 戦闘開始。 だが。 ノイズは減らない。 遥の歌を“飲み込む”ように広がる。 --- ステージ上。 遥は歌い続ける。 もっと強く。 もっと完璧に。 それでも。 ノイズは止まらない。 遥(なんで…) --- その奥で。 瑞希が微笑む。 「いいね」 「完璧な歌」 「なのに、届かない」 --- 遥の手が震える。 「私はちゃんとやってるのに」 「なのに、なんで」 --- 一歌が叫ぶ。 「遥!!」 「歌って!」 「伝えたいって思って!!」 --- 遥が止まる。 (伝えたい…?) ふと、思い出す。 最初に歌った日のこと。 ただ、誰かに届いてほしかった。 --- 遥「……私は」 「ちゃんと、届けたい」 --- その瞬間。 光のリングが現れる。 寧々「覚醒…!」 --- 遥はそれを握る。 「完璧じゃなくていい」 「ちゃんと、届けばいい」 --- 光が舞う。 風のように広がる。 覚醒。 --- 遥が再び歌う。 今度は違う。 まっすぐで、温かい歌。 --- ノイズが揺れる。 崩れる。 --- 一歌「いける!」 志歩「合わせるぞ!」 全員の力。 音。 歌。 想い。 --- 「届ける!!!」 光が会場を包む。 ノイズ浄化。 --- 静寂。 そして。 大歓声。 観客の笑顔が戻る。 今度は——本物。 --- ステージ上。 遥は静かに息を吐く。 「…届いた」 --- 一歌が笑う。 「うん」 志歩「ちゃんと聞こえた」 --- 寧々「これで6人」 司「派手になってきたな!」 えむ「わんだほーい!!」 --- 遠くで。 瑞希が笑う。 「いいね」 「どんどん壊れやすくなる」 --- ライブは続く。 でもその裏で。 物語は、さらに深く進んでいく——。