長い長い宇宙戦争の和解交渉がようやく始まった。 地球側は10人体制で交渉組織を構成し、宇宙船内で交渉に臨んだ。 しかし、こちらから促してもなかなかしゃべらない。 何を聞いても、怒って見せても、へんな薬を飲ませても何の変化もみられない。 これにしびれを切らした地球側は交渉打ち切りを宣言した。 長い長い宇宙戦争の和解交渉がようやく始まった。 L星側はやはり10人体制で交渉組織を構成し、宇宙船内で交渉に臨んだ。 しかし、こちらから促しても地球人どもはなかなかしゃべらない。 何を聞いても、怒って見せても、へんな薬を飲ませても何の変化もみられない。 これにしびれを切らしたL星側は交渉打ち切りを宣言した。 そして、928回目の和解交渉に失敗した両者は戦闘を再開する。 【L星側の和解交渉調査報告書】 地球側は我々が何をしても何の行動も見せない。 (中略) ……次に、我々は地球の自転周期を調査した。 すると、なんと地球側の自転周期は12100日。 地球側は何もしていなかったわけではなく、我々の12100分の1倍速で行動しているだけなのだ。 このことを地球側に何らかの方法で伝え、戦争の早期終結を実現するように。
©@jiro-sia ▼カクヨム版 https://kakuyomu.jp/works/11054822662650563319 製作時間:たぶん約15分 AI不使用 アイデアはかなり前に湧いてきたものを使用 2026年9月18日の正午ごろから国語の時間を使用してつくりました。 アイデアはまず『ちょっと異次元な宇宙人』オチのものを作りたいと思ってましてね、半年ぐらい前に湧いてきたものです。 そのとき考えたのが「可視光線外の光だけを反射するやつ」とか「超高音でしゃべるやつ」とかもあったんですが、前者だとそもそも戦争にならないし観測できていたら何の問題もなくなってしまい、後者だと行動していることはわかるので超高速行動を選びました。 次はいつになるのやら。 #SF #小説