一学期中間考査の社会の結果が返ってくる。 赤点は⋯30点以下。 僕は⋯祈る。 赤点だけは⋯! 名前を呼ばれる。 受け取った紙を見る。 28点。 さらば僕の放課後⋯。 憂鬱な気分のまま自席に戻る。 「テストどうだった?アンバーくん!」 隣の席のジェイドくんが話しかけてきた。 返事はもちろん、 「最悪だぁ⋯」 「俺は31点だったよ。」 僕を置いて⋯いかないでよぉ! 「どんぐりの背比べぇぇ⋯!」 「おーい、お前ら。テスト解説するぞ。」 不機嫌な顔をしながら眼の前にいる未完先生を凝視する。 「おい⋯よせよそんな顔⋯」 「テストを難しくしたのは先生です⋯」 「難しくないわ!こんなテスト!学年平均85点だぞ?」 「うぅ⋯この2週間⋯社会だけに時間を割いたのに⋯。」 「補習はお前だけだからな。」 「いやだぁぁぁぁぁぁ⋯!」 教室に僕の断末魔が響く。 「⋯⋯ー、アンバー⋯起きろ!アンバー!」 「ひゃいっ!」 噛んだ。 あたりを見回す。 授業は終わっているみたいだ。 「お前解説中に寝るとはいい度胸してんじゃねーかよおい。」 「はい⋯」 「放課後きっちり鍛え直してやる。」 「はい⋯」 「にしても⋯お前なんなんだ?社会に時間割いた割に他の教科95点とか舐めてるだろ⋯」 「はい⋯いや!舐めてはいません!」 「社会以外学年平均5点だし⋯補習無いのお前だけだよ⋯」 「えぇ⋯」 「お前は1教科分だけ補習やればいいんだからそう落ち込むんじゃねぇ。」 「はい⋯」 「放課後⋯待ってるからな。」 これは⋯逆らえないやつだ。
あとがき 連載します(多分応援とかしてくれたら⋯)!更新は不定期ですが週一以上のペースで出すはずです! 背景に28点のアンバーくんの社会のテストの回答があります(?)学年平均総合得点まさかの105点⋯。 最後に、我が子(アンバー達)のFAが欲しいです!一枚たりとも貰ったことないんすよね⋯。そしてこの絵は10分で描いた(終わり) 前回: そんなものは無い 次回: https://scratch.mit.edu/projects/1382076905/