========================= (―私そんなに変なこと言ったかなぁ...) ========================= 【時代 千年 視点】 【背景をクリック】 「...い...お......おい!」 誰かの叫ぶ声が聞こえる。 【背景をクリック】 「...ん、んぅ...」 「起きろ!千年!」 【背景をクリック】 私の名前が聞こえて、目を開ける。 【背景をクリック】 「...あ、あれ...ここは...」 【背景をクリック】 「気がついたか、千年」 「と、透刀さん!?」 【背景をクリック】 聞き覚えのある声が聞こえて前を見ると、よく手合わせをしてくれる知り合いが居た。 最近はあまり会ってなかったけど信用できるいい人だ。 「透刀さん...何でここに...と言うかここは...?」 「ここはおそらく東京。今私達がいるのが東京駅前だからな。...それと、私も気がついたらここに居たからなんでここにいるのかはわからない。だが、私達以外にも結構人がいるみたいだ」 透刀さんはあんまり表情が顔に出なくて少し怖い雰囲気があるけど、やっぱりいい人だな。 「そうですか...ありがとうございます」 「ああ。とりあえず他の人に話を...」 『はーいちゅうもーく。皆さん。東京駅の上をご覧下さーい』 【桜謌 透刀 視点】 千年に声をかけ、情報収集をしようとした瞬間、突 然声が聞こえた。 「え、だ、誰...!?」 「...東京駅の、上?」 混乱する中、私達は東京駅の上を見上げる。 『はーいちゃんと指示に従ってくださってありがとうございまーす☆』 【背景をクリック】 そこには、狐面を被った男?がいた。 『皆さん、お集まりいただき...と言うか俺達が集めたんだったわ...えーと...皆さんこんにちは!俺は〘妖狐(ようこ)〙って言います!これから皆さんには、《妖封》というデスゲームに参加していただきます!...それではゲーム説明を...』 そう言って次に進もうとする狐面の男、もとい〘妖狐〙。 「ちょ、ちょっと待ってください!」 そこに水を差したのは千年だった。 【背景をクリック】 『...どうしました?』 「あの、質問があるんですけど...」 『では手短にどうぞ』 ...流石に、肝が座っていて冷静な千年でもデスゲームと聞いたら少しは取り乱して、 「...そんな所に立ってたら落ちちゃいますよ!?危険です!危ないので降りたほうが良くないですか...?」 ...千年。確かにそこは私も気になってはいたが、絶対そこじゃない。 【背景をクリック】 「何でそこ聞くの!?」 「そもそもデスゲームってなんだよ!!」 ...周りから怒号が聞こえるが...妖狐の気に障っていないだろうか。 ここにいる全員を一箇所に集められる実力を持っているであろう奴だ。 もし奴の気に障ってしまったら... 【背景をクリック】 『......ふっ、あっははははははww!!ゲームのことについて聞いてくると思いましたよwwwまさか変化球が来るとは...w』 どうやらツボにはまったらしい。 いや、良かったは良かったが... 『...ふぅ、私は別にここにいても大丈夫なんですが...面白いお嬢ちゃんからご忠告をもらったので、降りまーす』 【背景をクリック】 「...私、なんか変なこと言ったかなぁ?」 「変なことしか言ってなかったぞお前」 【時代 千年 視点】 【背景をクリック】 『...では、改めてゲームのルールを説明します』 そう言って、妖狐さんは話し始めた。 ...と言うか私そんなに変なこと言ったかなぁ... 『まず、このゲームはターン制です。主に捜索ターン10分、退治ターン10分のルーティーンで回っていきます。捜索ターンでは【妖(あやかし)】という妖怪...まああなたたちから見ればバケモノですね...が出現します。そして各捜索ターンの一番初めに、皆さんに一枚ずつ【札(ふだ)】が配られます。皆さんは退治ターンになるまでに【妖】に各々【札】を貼れればそのターンを生き延び、その【妖】を退治することができます。ですが、一人の【妖】に貼ることが出来る【札】は一枚まで。そして、退治ターンになるまでに一枚も【札】を貼れず、【妖】を退治できなかった選手は、【脱落】します』 「脱落...?」 長々と説明していた妖狐さんの説明に違和感を感じたのか、透刀さんが呟く。 【背景をクリック】 『はい。【脱落】...という名の【死】です。脱落したら死にます』 【背景をクリック】 「は...」 「...え?」 『あと、選手同士での殺し合いでも死にますのでお気をつけを。また、【妖】は普通に攻撃してきます。序盤は数回しか攻撃してこなく、とても弱い【妖】が出現しますが、ターンが回っていくにつれて徐々に強化されていきます。...ですが、これだと流石に厳しいと思うので、皆さんに一人一人【役職】を配布します。』 「...役職?」 死、という単語に頭が追いついていなかったけれど、重要そうなその単語に私は正気に戻った。 【背景をクリック】 『はい。能力がない【凡人】から、他人の能力を知れる【預言者】など...様々なものがあります。 それでは、各役職の説明をしていきます。 まず、先ほども言った【凡人】これは40名中15名。これは何の能力もありませんが、皆さんが個人で持っている能力は使えます。 こちらも先程言った【預言者】これは40名中2名。これは他の人物を指名することで、その人物の役職を知ることができます。ただし、占えるのは一人2名までです。 次に【騎士】これは40名中3名。【妖】に【札】を貼らずに退治ターンになっても、この能力発動中なら耐えることが出来ます。また、退治ターンを凌ぐ以外にも、他人からの攻撃を一切通さなくなります。使用可能回数は一人一回まで、効果持続時間は3分です。 次に【奇術師】これも40名中3名。使用すると1分間の間透明になることが出来ます。一人二回まで使用できます。 次は【マジシャン】40名中3名。相手と自分の位置を2回まで入れ替えることができます。 次に【医者】40名中3名。触れた相手の傷を完全に直すことができますが。怪我の大小によって治療までの時間が異なります。何回でも使用可能です。 次に【運命共同体】40名中2名。どちらか片方が死亡又は脱落したら、もう片方も道連れで脱落してしまうというものです。 次に、こちらは重要です...【化け狐】40名中1名。手で触れた選手を問答無用で脱落させることができ、選手を5名脱落させれば【化け狐】はこのゲームを離脱できます。また、この【化け狐】の攻撃は【騎士】のバリアでも防げません。後、離脱したら傷はすべて治る、と言うかこちらで治しておくのでご安心を。 次に【独裁者】40名中1名。3名まで指名した選手を問答無用で脱落させることができ、2回まで自分に与えられた攻撃をカウンターとしてダメージをそのまま相手に帰すことが可能です。また、1回まで【妖】に【札】を貼らなくても退治ターンを耐えられます。 次に【飛行士】40名中2名。1度だけ3分間飛ぶことができます。 次に【暴走列車】40名中3名。[1度だけ当たったら脱落する光線を出す][2回まで猛スピードで一直線に突撃ができ、その際に触れた選手を脱落させることが出来る][自分をも巻き込む広範囲の爆発を生み出す]の3つのどれか一つを選べます。 次に【ゾンビ】40名中1名。脱落すると、3時間後にフィールドの何処かで復活します。ですが、役職表示は【凡人】となっているため、脱落しないと【ゾンビ】かどうかはわかりません。 そして最後に【人形師】40名中1名。ゲーム開始時に指名した一名を【人形】とすることができ、【人形師】は好きなタイミングで【人形】の自我を奪い、自由に操ることができます。また、【人形】の操作は何回でも使用することができ、【人形師】が【脱落】すれば【人形】は【人形師】の支配から外れることができます』 ...すごい、すごい情報量だ...頭が追いつかない... 『...と、まあ長々と話しましたが、要は【妖】に【札】を貼らなければ【死】。役職などの特殊能力などで【最後の一人になるまで生き残れ】ってことです』 ...まとめると結構わかりやすいかも...って待って? 「生き残れるのは一人だけ...?」 『はい。ですがイベント内容によっては途中で離脱できるかも知れませんので、頑張って下さい』 ...そういうことなら...まあ...いい、のか...? 【背景をクリック】 「...千年。一度別れたほうがいい」 「...なんで、ですか?」 「...ここには人が集まりすぎているし、万が一私達のどちらか片方が【人形】に指名でもされたら最悪だ...」 「...分かりました。絶対に、死なないでくださいよ」 「ああ...お前も死ぬなよ」 【背景をクリック】 『あ、そこの二人、安心してくださーい!今から全員をこの東京の仮想空間各所に転移しまーす!他人と協力するも良し、他人を蹴落とすも良し。せいぜい頑張って生き残ってくださーい!』 待って待って、急展開。 『それでは、皆さん衝撃に備えて...【ゲーム、スタートです!!】』 【背景をクリック】 その言葉が聞こえた瞬間、私が反論する前に体が浮遊感に包まれた、気がした。
小説《妖封》 Season1 〜The Initial Anomaly〜 第零話「突然に」 ========================= 前回 あるかそんなもの() 次回 制作中 公式スタジオ https://scratch.mit.edu/studios/51957855/ 最新話情報 https://scratch.mit.edu/projects/1380172733 募集シート(まだまだやってます) 参加者側 https://scratch.mit.edu/projects/1379623681 GM側 https://scratch.mit.edu/projects/1380016826 ========================= 〈今回の出演者〉 時代 千年 桜謌 透刀 妖狐 使用曲:祝福/YOASOBI 「The Initial Anomaly」略してTIA!! 第零話なのに長すぎたかもしれない... ごめんなさい...! できたら感想をコメ欄に欲しいです...! 不明点や誤字などもあったらお願いします! サムネは結構気に入ってますw では、そのうち採用者発表をした後、次回から採用者の方々も出演します!