明日地獄が始まる。椅子取りゲームの始まりだ。後ろには奴がいる。エンペラー・乱介だ。俺、蓮覇気を引き締めた。 肝心なことを忘れていた。北原白秋の詩が読まれる。クセの強い読み方で。結構聞き取りづらいので難しい。ここぞでフライングを使うのも手かもしれない。 3回目でゲームは動いた。進平が落ちた。すまねえ進平。戦争だ、これは。そいつは僕の親友だった。 だが、そんなことはお構いなしに死んでいった。チーズのようにすりおろされて死んでいった。つくづくあいつもついてない。天に召されただけでも喜んでおこう。こうなってはいよいよ自分の身も危ない。 なんと残りは十数名。人数は通常のものと似通ってきた。ヌンチャクを持った主催者が北原を読み始める。猫撫で読んでいて、次の瞬間には人を殺すというのだから恐ろしい。脳裏に進平が死んだ時の情景がフラッシュバックする。 判断力が落ちた。引っ叩かれた。不思議なことに、前にいた女ーー凛、が叩いてくれたようだ。変なこともあるもんだ。ほとんど詩が読み終わったその時。 まんまとやられたやつがいた。三つ前で殴られ押し出され、席を取られたやつが。目も当てられないほどのミンチにされて死んでしまった。もちろん、その瞬間にだ。 やだ、嫌だ、死にたくない。勇気が出てきた。よくわからないが、でてきた。 乱介が主催者を殴り飛ばした。凛がヌンチャクを取る。「ルー」という不思議な音を立てて振り回し、主催者の体を打ち飛ばしていく。蓮がその隙に戸を開ける。ロータスがそこに置いてあった。 我々はそれに乗り込んだ。 をわり。 んー。
作者 はる 執筆日時 2026/09/10 (Thu) 23:26 あとがき なんか、深夜テンションで書きたくなった。 最初は特に何も考えていなかったけれど書き終わったら意味のわからないシリアス目な話が出来上がった。 なんだこれは。意味がわからない。