【制式名称】 26式多目的装輪装甲車 【開発コード】 フェネック(Fennec) 【所属国家】 ベルカ新公国 ■ 開発コンセプト 現代の都市侵攻戦および高脅威地域における迅速な部隊展開・撤退を目的に開発された次世代型装輪装甲車(APC)。陸上自衛隊の96式装輪装甲車のシルエットと高い高速道路自走能力を踏襲しつつ、ナノ構造ナノセラミック複合装甲を採用することで、14.5tの超軽量ボディでありながら主力戦車をも上回る局所防護力を実現している。「フェネック」の名が示す通り、大型のパッシブセンサー群と高い静粛性・機動性を備え、過酷な高脅威下での強行輸送を真の運用目的としている。 ■ パワーユニット(心臓部) 【エンジン形式】 水冷直列6気筒ディーゼル・ハイブリッドターボ (26式多燃料対応) 【過給機】 電源アシスト型可変ノズルツインターボ(VGT) 【最高出力】 750 hp / 2,100 rpm 【最大トルク】 2,450 Nm / 1,300 rpm 【使用燃料】 軽油、航空用タービン燃料(JP-8)、各種合成燃料 【改善点・特徴】 ・従来型ディーゼルに高出力モーターを組み合わせたインホイール・ハイブリッド機構を採用。全長7.18m・重量14.5tの軽量車体を力強く駆動する。 ・大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、エンジンを完全停止した状態での「サイレント・ステalth走行(最大20km)」が可能。熱源シグネチャを劇的に低減できる。 ・ユニット全体のモジュール化により、前線でのエンジン全交換作業が20分以内で完了する優れた整備性を誇る。 ■ ドライブトレイン(駆動系・足回り) 【変速機形式】 電子制御8段オートマチック+無段階インホイールモーター変速 【最高速度】 前進: 100 km/h / 後進: 60 km/h 【改善点・特徴】 ・8×8全輪駆動および独立懸架ハイドロニューマチック・サスペンションを統合制御。車高調整機能により伏撃姿勢や不整地踏破性が大きく向上。 ・後進速度が従来の20km/h程度から「後進:60km/h」へ大幅強化。敵からの火力を回避しながら即座に後退・陣地転換を行う能力を獲得。 ・各輪独立操舵(オールホイール・ステアリング)により、車幅2.48mの狭い路地でも半径約5.5mの小回り性能(および超信地旋回に近い挙動)を発揮する。 ■ 火力・兵装システム(攻撃力) 【主 砲】 20mm多目的チェーンガン×2(リモート・ウェポン・ステーション:RWS) 【副 武 装】 多波長遮熱スモークディスチャージャー(6連装×2) 【装填方式】 ベルト給弾(二重フィード構造:徹甲弾/高爆発弾を即時切替) 【主砲の特徴と先進弾薬】 ・車内から完全遠隔操作される20mm RWSは、3軸ジャイロスタビライザーにより100km/h走行中でも精密射撃が可能。 ・【弾薬1:20mm APFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)】高密度タングステン侵徹体を使用し、軽装甲車輌の前面装甲や強化陣地を容易に貫通する。 ・【弾薬2:20mm AHEAD(空爆・近接信管多目的弾)】マイクロチップを内蔵し、標的直前で散乱・炸裂。ドローン群の迎撃、対空防衛、壁裏の歩兵の掃討に対応する。 【副武装・その他兵装の特徴】 ・車体前面下部に【カウンターメジャー(高周波・磁気誘導型 地雷無力化装置)】を搭載。走行ライン上の地雷やIEDの信管を電磁パルスで無力化・起爆させる。 ■ 電子機器 & 多層防御システム(防盾・索敵) 【防護システム(APS・装甲)】 ・第一層(遠距離・電子戦・早期迎撃):広帯域レーダーおよび遮熱スモーク・グレネード・ランチャー。熱赤外線・レーザー誘導を無効化する赤外線幕を展開。 ・第二層(中距離・物理迎撃):車体周囲のマイクロ迎撃レーダーと高速連動する近接ハードキルモジュール(対戦車ミサイル・RPGを全自動で迎撃)。 ・第三層(近距離・複合装甲/ERA):新開発の超高密度ナノセラミック鋼板装甲。前面500mm相当、側面・底面378mm相当、上面・後面197mm相当の圧倒的な耐弾性(KE/HEAT双方に対応)を実現。V字型アンダーボディ構造により底面での爆発衝撃を外部へ逃がす。 【光学系統・戦術ネットワーク・C4I】 ・車体周囲360度をカバーする光学/熱線カメラ群と、乗員のスマートヘルメットを同期させる「シースルー・アーマー機能」を導入。車内から装甲を透過して外部を見渡せる。 ・AI戦闘アシスト機能が脅威度をミリ秒単位で優先順位付けし、RWSの自動照準や退避ルート提案を行う。 ・偵察車両やUAVからの航空写真や地形データをリアルタイムで「更新・分析」する高速データリンクシステムを搭載 【居住性・環境制御(環境耐性)】 ・乗員2名+下車歩兵8名(計10名)がフル装備で搭乗可能なキャビンスペースを確保。エルゴノミクスに基づいた衝撃吸収シートを採用。 ・高機能エアコンディショナーおよび完全気密性NBCE(核・生物・化学・高熱環境)防護フィルターを装備。過酷な汚染地帯や極地、砂漠環境でも最長72時間の連続作戦展開が可能。 ・改修型大規模ラジエーターを採用し50度を超える日中の砂漠でも車内を快適に保てるシステムを導入 ・夜間ではエンジンの熱を車内に回すことで極端に冷え込む状況下でも27~30℃を維持可能