(これは小説です!小説は下) ・これは私のforsakenAU「ペリドットバース」の小説です! ・完全自己解釈なので公式と少し違うかも (ジェミ視点) 私は幸せな家庭を知っていた。 でも、幸せと感じなくなったのはいつからだろうか。 私が9歳か10歳ぐらいの頃、だっけ。お父さんが行方不明になったんだ。なかなか帰ってこなくて。私とお母さんはずっと待ってた。 それから、だよね。お母さんが壊れちゃったのは。その頃の私は幼稚で、空気すら読めなかったから、壊れかけたお母さんに怒鳴られた事もあった。怖かったな、その時。 気づいたらその時からずっと、私は笑わなくなったし、泣くことも無くなった。あの時みたいに迷惑かけたくなかったから。面倒ごとになるのを避けたかったから。だから、感情を表さない方が、私は楽だった。 さらに、私がちょうど11歳になってから、お母さんもいなくなった。 私はお父さんとお母さんがどこに行ってしまったのか、調べ続けた。そして、やっと見つけた。 ___二人は「見捨てられた」世界にいる。 私はそこに行く方法を調べた。家には本がたくさんあったから、調べるのは大変だと思ったけど、案外すぐに見つかった。 私はその方法を使って、「見捨てられた」世界に行った。 その世界でたどり着いたロビーで、私はお母さんと再会した。お母さんが驚いてた顔を、今でも覚えてる。 試合は参加したけど、武器の使い方に慣れていなくて、そのくらいの時は見ていただけだった。 ある日、お母さんが帰ってきてなくて、ロビーから出て様子を見に行ったんだ。シェドレツキーさんに止められたけど、私はその手を振り払って走った。 そこにお父さんとお母さんはいた。けどね___ 変わり果ててた。お父さんが怪物みたいになってた。右腕が黒くて大きい怪物の腕になってね、それでお母さんを刺していた。即死だった。 私は駆け寄りたかった。でも、足がすくんでなかなか隠れてる場所から動けなかった。 むしろ逃げてしまった。信じられなかった。状況を理解できてなくて、この場からも、全てから逃げていた。 ロビーには、お母さんの帽子とバッグだけが残った。 私はそれを身につけた。髪も結び始めた。 私の見た目はお母さんそのものだった。身長は少し低いけれども。 でも、もう平気。私は寂しくない。 ___私はもう「ジェミ・ドゥ」なんかじゃないから。私はこれから「ジェーン・ドゥ」としてこの世界を生きていくのだから。 そうであれば、もう何も怖くなんかない。 そう信じ込んでいればいいだけ___