私は一人だった。生まれた時から周りには誰もおらず、ずっと一人で過ごしてきた。 ある時私は『無』と出会った。私は『無』に出会ったとき、自分では何とも言い難い、妙な気分になった。 私は今まで何度も『無』の近くにいたのに、何故、何故、何故。私は『無』に出会うのが初めてだった。 『無』に実体はない。声もない。そこにあるのは、なにもない、無。だって、無なのだから。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ねぇ、■■! 小さい頃、俺には兄がいたらしい。俺だって知らなかったし、名前も、顔だってわからない。もちろん向こうも知ることはないんだろう。俺が『生き別れた兄がいる』と知ったのも異常なことなんだ。 …でも、なんで俺は兄のことを忘れていたんだろう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 朝はやってくる。待ってくれることはない。 ずっと夜だったらいいのに。そう思いながら、俺、■■はソファに横たわる。 最近極端に寝ている時間が少なかったからか、瞼が重い。 最近変な妄想をするようになった。自分の中の大事なものがなにか欠けているような、そんな感じの妄想だ。 欠けているなにかは俺と似た形をしていて、どこかバカっぽくて、いや、実際に馬鹿で…こんなことまで思い出せるのになんなんだろう、声とか、顔とか、一切浮かんでこない。どうしてだろうな? 第壱節第0言 『記憶』~終~ コノ話ハ無ニ返ッタ。
ということで導入的な感じの第0言です☆ 超短くてごめんね 考察待ってます 多分ミステリー(?)小説になると思います! ちなみに今平和だけど、この後… ってことで、第1言公開は10/1を予定してます☆ ワンチャン早まるかも…? 前回:ねぇよ☆ 次回:まぁまぁ待てって(暫しお待ちを)