(小説は下) これは私のforsakenAU「ペリドットバース」の小説です! ちなみに クリエイター=シェド お兄ちゃん=1x1x1 です。 あたしは時々考えることがある。自分ってなんのために作られたんだろうって。 あたしは昔から、クリエイターのことが心から大好きだった。 確か……まだあたしが作られて3、4年ぐらい経った頃、かな?その時、「あたしはクリエイターのおよめさんになる!」っていつも言ってた。 その時に、クリエイターが苦笑いして、「頑張れよ」って言ってたの、ずっと覚えてる。 でも今考えると、あれは苦笑いじゃなくて、悲しみを堪えた作り笑いだったんだなって思ってる。 あたしは昔、周りからよく「雰囲気が大人びてるよね」って言われてた。 その頃のあたしにはまだ、意味がよくわからなくて、クリエイターにそのことを話した。 そしたら、クリエイターはいつもの笑顔で「そんなこと気にすんな、みかげはみかげだ。」って少しぎこちなく答えてた。 気にしないわけない。むしろできなかった。 だってクリエイターがいつも笑顔なの、ちょっと怪しいもん。だって悲しいことがあっても、「大丈夫だ!なんとかなる!」って妙に笑顔だから。 でも、クリエイターの笑ってる顔はみんなとちょっと違うように感じた。お兄ちゃんが滅多に笑わないから、そう感じるのかもしれないけど。 ある日、クリエイターと久しぶりに会ったときだったかな? クリエイターは大きくなったあたしを見て、何かの名前を呟いてた。 あたしにはしっかり聞こえた。クリエイター「ブライトアイズ」って言ってたの、はっきり聞こえたんだ。 あたしはその名前に聞き覚えがあった。むしろ自分の名前が呼ばれた気がした。 ……その時からかな。あたしが何のために作られたんだろうって考えるようになったのは。 その次の日から、かな。クリエイターの笑顔がだんだん堅くぎこちなく感じるようになったの。 むしろ、なにか堪えてるようにも見えた。でも、あたしが話を聞こうとしても、どうせまた笑顔で「大丈夫だ。」って誤魔化されるんだろうな。 何週間か経った頃に、クリエイターが一人で泣いてたんだ。クリエイターの部屋を覗いたら、写真を見て泣いてて。思わずクリエイターの元に駆け寄っちゃった。 あたしが「大丈夫?」って言ったら、クリエイターはいつもの笑顔で誤魔化そうとしてた。でも、それが耐えられなくて、あたしは「誤魔化さなくていいの…!こっちまで辛くなるもん…!」って無意識に叫んでた。 そしたら、クリエイターはしばらく固まって、あたしがどうやって作られたのか話し始めたんだ。 あたしは元々、ブライトアイズっていう人の愛情とか、正の感情から自我が出来て、そこからクリエイター達は「Mikag3」っていう計画名で肉体を作ることにしたんだって。でも肉体ができる前に、そのブライトアイズって人は亡くなったらしい。クリエイターとお兄ちゃんが戦ってる時に、ブライトアイズが争いを止めようとして庇ったら、クリエイターが剣で斬っちゃったからだって。クリエイターはその時、テラモンって呼ばれてて、テラモンはブライトアイズを何らかの形で残したくて、その人の遺体をあたしの自我に吸収させた。でも、遺体があまりにも傷ついてたから、体が幼児化している状態であたしは作られたんだって。 そっか。あたしはクリエイターを安心させるために作られたんだね。 あたしはクリエイターをぎゅっと抱きしめた。 「大丈夫。クリエイターにはあたしがいるからね。だから辛くても笑ってなくてもいいんだよ。」 あたしがそう言ったら、クリエイターはあたしよりも強く抱き返した。それで、クリエイターは思いっきり泣いたんだ。 この時のこと、あたしは今でもずっと覚えてる。 ___もう嘘つかないでいいからね、クリエイター。