歌詞 暮れ方のある日の帰りのこと。 いつも通り電車に揺られてたら ウトウトと転寝してたのかな。 気が付けば見知らぬ駅の名前 (「次はー、禊ー、禊です。お出口は、左側。」) 誰もいない車両の中、 (「なお、帰りの電車はございませんので、ご注意ください。」) 耳に響くその言葉に 頭は真っ白でぐるぐると廻るよ 帰り方考えて検索をかけても 返ってくるのは文字化けの言葉だけ 涙溜めて助け願う 一目惚れのあの子に声をかけたら 急に泣いてその場で蹲るから 慰めに隣に腰を掛けた 「またお会いできると信じてました。」 「貴女もつれない人ですねぇ」 「ところで返事くれますか?」 貴女からのお答えを聴くまでは待つから。 震えちゃって、そんなにも嬉しかったのですね! 差し伸べた手を振り払ってまで恥ずかしがらなくても良いよ? 「ぃ…嫌、…です。」 「…」 「次は~、活け造り~、活け造りです。」 「…お返事を~、お待ちしてます。」 「あ~…今は貴女しかおりませんので、ごゆっくり、お考え下さい。」 「次は~、ありませんよ~?」 思えばきっかけは先日のこと。 誰かも知らない声に応え、何かの問いかけに曖昧な返事。 怖くてその場を逃げてたの。 誰かに助け求め、訳を話すけれど誰も取り合わず。 あの日のことはきっと悪い夢だったかもと忘れてた…。 「先ほどは失礼しました。話は変わりますけれど…」 「私、きっと一途な愛妻家になると小人たちの中ではもっぱらの噂で!」 「優しくします!私の妻になると言ってくれるなら…ね。」 一目惚れして貴女に愛の言葉贈るよ (一目惚れしてきて愛の言葉贈られ) 拒むなんて悲しいことだけはやめてね。 (拒めなくて悲しいことだらけやめてよ) 血に塗れてる貴女も良いけど生きたままで愛するから。 (死にたくないよ。諦めるから。生きたままで愛されるわ。) 帰り道も知らない可哀そうな貴女に。 (帰り道も知らない。涙ばかり流れる。) 生きて還る場所なら此処にだけ在るから… (生きて帰る場所なら此処にだけ在るから…) 「私の妻になってください。どこまでも愛するから。」 (「貴方の妻になるって言います…。どこまでも愛するから。」) 行方不明事件がこの路線であったらしい。 年若い娘らしい。くれぐれもお気をつけて。 今日も車内に響くアナウンス。黄泉葬り列車は進む。
リンク https://youtu.be/nh1JR_adliw?si=DQaWKqpDpECOr3XT music&lyrics hiruyami(てんてーP) illustration イトコ vocal KAITO&MEIKO