「世界は、腐ってる。恐怖、後悔、絶望...それらが混ざって混ざって形になった精神空間となった。」 道は歩くたびに「誰かの声」が呼び掛けてくる。 壁には、誰かの”記憶”が影となってこびりついてる。 空気は誰かの絶望のうめき声で構成されてて、呼吸するたび胸の奥が痛む。 どこかで常に、誰かの腐った精神が恐怖、後悔、絶望してる気配が漂ってる。 こんな世界では、精神汚染:「SOUL Rot(魂腐蝕)」って現象が起こる。 肉体じゃなく、精神が腐ってく。 精神が腐ってくと、自分が誰だか思い出せなくなったり、自分の行動が、自分じゃない「誰か」の記憶と入れ替わったり...この世界に住んでるモンスターたちはこの現象を恐れている。 この世界の各地には、記憶の沼(memory swamp)があって、足を踏み入れるとじぶんじゃない誰かの記憶が脳内に流れ込んでくる。永く居るほど誰かの記憶が入り込んできて、最後には...自分の記憶は跡形もなく消えちゃう。 この世界の住民は、影しか存在しない。 影はずっと苦しんでる。取り込んで助けてあげないと。 こんな世界に迷い込んできたのは、絶望、後悔、恐怖などが混ざって生まれた人間、Fract。 Fractは影を取り込んで、救済する役目。 Fractは世界の精神構造にそのまま影響してくる存在。 不安になるとみんなが一瞬違う人になる。 怒りを感じると周りの影が震えて周りから消えてく。 絶望すると世界がしずかになって、空間がひ̟̼̘͕͆̎͘び̗̝̗̋ͧ̿̌̈͌割͕ͫ́͏̛͉ͧ́̚れ̶̦͕̐ͫ͛̚る̩͍͈̤ͥ͂͛͘͢。 世界の精神構造はFractにかかってる。 影たちの運命も、Fractにかかってる。 見覚えのある遺跡で目が覚める。周りは、誰かの影でいっぱい。 進んでくと、見覚えのある存在が現れる。 Memory mother。やさしさの記憶が残った、"影の母" 姿は安定せず、時々別人の顔になる。 Fract を守ろうとするが、記憶が壊れている。 会話が途中で途切れたり、別の言葉に変わる。 ここでの選択で、Memory motherの運命が決まる。 救済するも殺すもFractの勝手。 遺跡から出ると、世界の全貌を見る。 腐った世界...絶望や恐怖などが渦巻いてる腐った世界。Fractはこんな世界を歩んでいく。 寒い道。見覚えのあるはずなのにない、影の道を進んでいくと、影の町(Shadow town)に着く。 そこで、また見覚えのある...いや、Fractの記憶には無い。影が現れた。Papyrus husk...スケルトンのような輪郭の影が現れた。 Fractにおびえていて、なかなか姿を現さない。 Papyrus huskの家らしき建物に入ってくと、入るたびに部屋のレイアウトが変わる。壁には、忘れていた記憶の影が張り付いてる。Fract。君にはなぜか懐かしさを覚えたようだ。 進むと、赤黒い霧に包まれ、Papyrus huskと対話をする。話し終わると、Papyrus huskは消えてゆく。Fractには、「誰かの記憶を奪ってる」感覚がした。 進んでいくと、影たちが前ほど多くはうろつかなくなってゆく。 そうして、何度も見た記憶のある...いや、それはきっと誰か別の記憶だ。Fractには関係ない。...「はず。」 歪んだ鐘の音が響く回廊にやってくる。 柱や窓に触れると、血で覆われた記憶が断片としてよぎってく。道もループして、出口なんかわかりやしない。ここは危険。はやくここを出よう。Fract。君はそう思ってるはずだ。 そうしてやっと脱出できたと思ったら...謎の領域にいた。時間の墓場...影からはそう聞こえた。 時間が戻ったり早送りされたり...誰かの声がどこからともなく聞こえたり。 そしたら、奥から影がやってきた。 ところどころ欠損してるけど、ちゃんと対話できる。 その影は、Sans Voidというらしい。聞いたことある?気のせい気のせい。だって...記憶にないんでしょ? Sans Voidはこちらに敵対してる。倒さないと先には進めない。わかるよね?やることは。 世界は歪んでいき、画面もノイズが走る。え?画面って?いいからいいから。 戦ってるとなんだか懐かしい。影は救済しなくては。 そうしてSans Voidがつかれてきたころ、Fract。救済する?それとも...影を存在ごと消し去る? それは君が決めることだ。 戦いが終わり、世界が「静かになる」。 この空間は、崩壊し始める。 早く逃げないと...君も影の一部になるかもね。 道が突然消えたり、時間がたまに巻き戻ったり。 Fract。君、「自分がどこにいるのか」なんて、分からないんじゃない? そうして意識を失ってく。そして目が覚めたのは、 「魂の深淵(Abyss of SOUL Rot)」。 地面は、誰かの記憶の影でできてる。 昔の悲鳴が遠くから残響する。 Fractの名前も...ほら。たまに消えてる。 ここは、Fractの精神が具現化した空間。 Papyrus HuskとMemory motherの声が聞こえる。 「どうして...?僕を忘れたの?」 「あなたは...何を守っているの?」って。 進んでいくと、Fracture Coreと呼ばれていた空間に着く。 そこには、実体を持ってる一人の男が立っていた。 君の記憶にもない、誰だか全くわからない。 その男はガスターと言った。 ガスターはFractに告げる。 「君はFriskの残骸だ。 だが、君自身も一つの"魂"だ。 さあ、選べ。Fract。君自身が消えるか、Friskを復活させるか。それともこの選択を断るか。」 選択は君次第だ。Fract。世界の命運は君にかかっているのだから。 delete route もしFractが自分を消す選択をすると、 世界は静かに崩壊する。 画面はゆっくり暗くなり、 Fractの影だけがゆっくり消えてく。 Loneliness route もしFriskを復活させたら、 Friskは復活する。でも、Fract。君は"影"としてこの世界に永遠に残る。 誰にも認識されてもらえず、ずっと孤独なまま過ごす。存在そのものが消え失せていくまで。 collapsing looping route もし...君が選択を断ったら... この世界の物語はループし続ける。 影たちは毎回違う言葉を発する。 世界はどんどん壊れてく。 終わらないループ。Fract。君の精神が完全に壊れるまで。