ここでの死は、自身の「何か」を一つ失うことと等しかった。だから、襲いかかってくる化け物を消していく方が、よっぽど安全で、とても楽だった。 だけれど、この狂った空間に、ゲームの中でも、平和を求める人がやってきた。本来は、新たな刺激を求める、狂った客がここに招かれるはずなのに。その人間は、根っからの善良であった。なぜこんな人がここに招かれたのかはわからなかった。怪物から襲われて、攻撃せずに対話を試みて、死んで、何かを失っていった。私も、心が苦しくなってきた。この世界は先ほど言ったような、人間として狂った存在を、ただのゴミにするための世界。善良な心は守らなければいけなかった。だから、私はその人をサポートするようになった。体をsansに似せて、助けていった。そして、私の腐り切った心も、その人といるうちに綺麗になっていったように感じた。 この残酷な世界線を、平和に戻すため、私が防衛し、その人が対話する。正直うまくいくかは不安だが、私は死にはしない。全力でその人を守るだけだ。
UNDERTALE by TobyFox P√ 彼女は決して傷つけようとはしなかった。どんどんと重くなっていくのに、彼女は明るいままでいた。彼女は死んではならない。平和に出口に連れていってあげよう。 G√ 一度、私は心に手を当てて考えた。もういっそのこと傷つけた方が早く済むのではないか。そう思った時、空気の重さが私の中に一気に流れ込んできた。私の心は深く沈み、目の前の彼に乗っ取られた。 やっぱり、彼女の心は弱っていた。Dista。誰も望まない結末だ。その子は悪くない。さっさと出ていけ。