・これは小説です(?????) ・グr表現が入っています。 ・使い方、メモクレの順番に読んでください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「...足は大丈夫なのか?」 「うん...大体治った...」 僕はカナタ。隣は友達のセマだ。 ...まあほぼ毎日帰り道で話してるけど。 いつもの曲がり角で分かれる。 (今日の宿題算数なんだよな...いやだな...) そう思いながら歩いていると、後ろからゾワっとするような感覚があった。 振り向いてみると何もない。 (...なんだ?) 気のせいかと思って歩き出すとまた感じる。 思わず恐怖で走り出した。 ...と思っていたのに、体が動かない。 まるで何か巻き付いてるみたいに... 謎に思っているといきなり後ろにぐいと引っ張られた。 「...!?」 喋ろうとしても声が出ない。 前に行こうとしても行けないどころかどんどん後ろに引っ張られていく。 ふと後ろを見ると、謎のゲートに引きずり込まれていた。 いや、誰かが僕の口を塞ぎながら引きずり込んでいた。 わからない。 そのまま意識が途切れていった。 「...あっ、カナタに伝え忘れてたな...」 引き返してカナタがいつも通っている道を見る。 そこにカナタの姿はなかった。 代わりにランドセルが落ちていた。 「...え?」 気がつくと、牢屋の中だった。 両足と右手が拘束されているようで、左手には謎の管が付いていた。 目の前には僕を攫ったであろう吸血鬼?がいた。 「...やっと起きたぁ...」 その吸血鬼はため息を付いて僕に近づいてきた。 そして僕の首元を噛んできた。 「!?//」 血が吸われてく感覚がする。 それも結構な量だ。 その感覚と同時に気持ち悪さも感じる。 しばらくすると満足したように離れた。 「...めっちゃまろやか...しかもなんかちょっと甘いような...」 ...よく分からない。 感じる味が違うのだろうか。 考えていると吸血鬼が急に宣言してきた。 「...よし、決めた...ずっと閉じ込めて血をたくさん取って...絶対他のやつには近づかせない!」 ...なんの宣言だこれ。 だとしても。 相手は味が気に入ったのか僕を閉じ込める気満々のようだ。 さらにさっきと同じようにかは分からないが血もたくさん取ると言っていた。 ふと左手に繋がっている管を思い出す。 (...もしかして...) 色々と考えていると吸血鬼が僕の首を絞めてきた。 ロープではない。が、なぜか絞められている感覚がする。 「...ぁっ...!」 「...逃げようとしたら色々お仕置きするからね?あ、そうそう、監視はずっといるからね〜」 そう言い終えると絞められている感覚が消えて、吸血鬼はどこかに行った。 数日は持つと思うが、血がなくなっていくと僕の調子も悪くなっていくだろう。 なるべく、早めに出ないと... 「...さぁてと...あの子どういう方法で出ようとするのかな...今までの子は逃げちゃったし...あの子だけは絶対逃がさないもんね...!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモクレに続く
使い方の続きです ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 数日後。 ずっと立っているせいでうまく寝ることもできない。 食べ物は鉄分が多くとれるものしかもらってないせいで体調が悪い。 その間も血はどんどん取られているから尚更気分が悪くなる。 足がフラフラしてくる。 頭が回らない。 前に一回逃げてみたが、一匹の蝙蝠に見つかってしまいまた捕まった。 目の前の吸血鬼は僕と反対でとても調子がよさそうだ。 それを見るので限界だった。 目はぼんやりとして何も見えなくなった。 力が抜ける。 倒れようとしても拘束のせいで動けない。 ずっと、このままなのだろうか。 ふと首に痛みを感じた。 そして吸われているような感覚がする。 この感覚にも慣れた。 だんだんと意識も薄れていく。 薄れていくだけで消えない。 むしろ消えて欲しいとさえ思った。 そんな願いは声に出ない。 (...誰か...助けて......) 「...そうだ...このパック売ればいいじゃん...なんか逃げないからちょうどいいじゃん...ふふふ...」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー fin. 裏話 カナタ「...正直きついよ?」 セマ「そうなんだよな...」 主「そういえば二人ともあるのか貧血の経験」