【ユルインジャー小説EX First of loose dark】 燃え盛る火、泣き叫ぶ人々…そこに広がっていたのは、地獄だった。突如大地が揺れ動き、街が崩れ落ちた。 泣き叫ぶ3歳くらいの幼い子供。後にルースダークとなる少年Aだ。 彼の両親はタヒんだ。山奥の村だったから、他に助けてくれる人もいない。彼も死を悟った。しかし運命は見放さなかった。彼の前に人影が現れた。大災害に乗じてこの地域を制圧しようとしたルースの軍勢だ。 セーニョ「おや…ここに子供がいますよ。」 ダザイア「小僧。腹減ってるのか?我についてこい。」 彼はルースの基地へ連れて帰られ、ダザイアによって優しく、でも確実に強く育てられた。彼はヒーローに憧れており、彼にとって仮面をつけたダザイアはヒーローだった。いつも冷酷なダザイアも彼にだけは優しい顔を見せた。ちゃんとテーマパークにも連れて行って、誕生日も祝った。いつしか彼はダザイアのことを「父さん」と呼ぶようになっていた。 少年A「父さん、ここまでありがとうございます!」 ダザイア「父さん、か。悪くない響きだな。」 そして時が経った。 少年Aは大きくなり、立派になった。いくつもの訓練を受け、優秀なルースの一員になっていた。 ある日彼は、ダザイアに呼び出された。 ダザイア「[少年A]よ、最近ルースを討ち取ろうとする不穏な輩が確認されている。」 セーニョ「そこで我々が開発した最新型装備をまとってほしいのだ。」 少年A「なんで俺が…確かに俺は優秀かもしれないけど、他にも適任者はいるはずだ。」 セーニョ「確かにそうかもしれません。しかしあなたが我らに救出されたときから所持していたその宝石…我らのコピー品とは比べ物にならない出力を誇っている。」 ダザイア「しかしその宝石の力を最大限引き出せるのは所有者のみ…だからお前に白羽の矢が立ったのだ。」 少年A「つまり…俺は助けてもらう前から「何か」に選ばれていた、ってことか?」 セーニョ「まあそういう事かもしれません。とりあえずこれを。」 セーニョは黒い銃のようなものを持ってきた。 セーニョ「これが『ルースチェンジャー』。これに先程言った宝石をセットすれば君は『ルースダーク』に変身できる。まあまずはルースチェンジのテストも兼ねて、先程の不穏な輩に姿を見せてやりましょう。所詮ザコですから。」 ダザイア「そうと決まれば出発だ。どうやらその不穏な輩にはあの壽 庵もいるらしい。あいつだけは…!」 その後少年Aが不穏な輩…ユルインジャーと出会い、自分のしていたことが悪であると知るのはまた別の話である…
ルースダーク過去編です! 少年A/ルースダーク:@hirostation 原作:@masamune2090 BGM:ひとつのエンディング UNDERTALE by TobyFox 少年A「俺はもうルースダークじゃない。選ばれた運命に従うことに決めた。名乗るとすれば…そうだな…。”ユルインバイオレット”ってとこか。」 少年A「ありがとう、そしてごめんなさい、父さん。やっと、ヒーローになれた。これでもう未練は…ない。」 To be continued...