これは、地球の生まれる前の話。 前回 404 Not Found. 次回 https://scratch.mit.edu/projects/1365479467 Partで場面や内容が変わっています。メモクレが本編です。
_Part1 Digital World_ 地球ができる少し前、Digital Worldという世界が存在した。Digital Worldとは、世界の9割がデジタルで構成されている世界であり、宇宙の中で最も進歩している国でもあった。世界を構成しているデジタルには感情がないため、事件や物事に対してすぐに動ける警備的な存在だった。私は今、Digital Worldのことを「旧世界」と呼んでいる。 _Part2 王家の主要人物_ この世界の王は「フェネリー」。世界全体をまとめる力を持つ。王子は、「ミスト」。世界全体を観察している。幹部は「フロスト」と「グラン」。元気で話しかけやすいが、2人とも王に危険が近づいたら通常の2倍の力で戦う力を持つ。そして管理人は「ccbe233」と「DX_Black992」。どちらも豊富な知識を持ち、世界を管理している。この5人を、「王家の主要人物」という。 ccbe233とDX_Black992はかなり仲が良く、近況や仕事の話、ちょっと恋バナもしてみたり...と、双方とも心の許せる友達ができたと考えていた。 実は2人の過去はひどいものだった。 _Part3 2人の過去_ DX_Black992は、もともと普通のDigital Worldの住人だった。6歳くらいまでは普通に暮らしていた。7歳になって2ヶ月経った後、DX_Black992は、両親のとんでもない事実を聞いてしまった。母は浮気をしていたらしく、生活費を浮気相手のデート代として使っていた。父はそれを取り返すために仕事を辞め、ギャンブルで稼ごうとしている。しかし、それによりどんどん借金が増えていき、そのまま両親は自殺してしまった。結局借金を全て背負ったまま一人で暮らすことになったDX_Black992。ろくにご飯を食べてなく、暗い気持ちだったところを王に拾われた。その後、すぐにご飯を食べさせてくれた。王はDX_Black992の借金を消すと、管理人としての仕事を与えた。 「...両親に捨てられたのか」 優しい声で王はDX_Black992に話しかける。 「な、なんで分かったのですか?」 「身寄りもなくあんな暗い顔してたら誰でも分かるわ。 ...つらかったね...」 優しい声と初めて出会った僕のことを大切してくれる人で、思わずDX_Black992はわっと泣き出した。 ccbe233は、もともと名前もない。いや、つけられる前に捨てられたのか、本当に何もわからなかった。誰も守ってはくれなかった。唯一守ってくれたのが、姉の「ccbe132」だった。姉も、もともと名前がない。彼女はccbe233のことを命がけで守ってくれた。何年も何年も... そこにも終わりはあるのだった。ccbe233が8歳、ccbe132が13歳のある日、空間に大きな暗い穴が空き、穴から「どちらか一方この穴に入れ」と聞こえた。 「姉ちゃん...」 不安そうにccbe233はccbe132に話しかけた。 「私はね、ここにいかないとなの。ccbe233は私の大切なたった1人の弟だし、もっととなりにいたかった。でも生きてほしいの。貴方は生きるべきなのよ!」 そうccbe132は言ったが、ccbe233は首を横に振り、 「でも...」と言った。 「弟を最後まで守るのが姉。だから最初で最後の命令するね。生きてちょうだい。いい人になってね、ccbe233...」 そう言って穴とともにccbe132は消えた。 泣きながらccbe233は歩き続けた。そこを王に拾われた。王は事情を聞き、黙って背中をぽんぽんと叩いてくれた。ccbe233は大きな声で泣いた。 その穴が何だったのかは未だにわからない。いつか突き止めて行くつもりだ。そして、ccbe132の笑顔をもう一度見ることを目標にしたのだ。 _Part4 管理システムの強化_ ある日、ccbe233とDX_Black992は、王子のミストに呼ばれて会議室に来た。 「よく来たね2人とも。実は今回管理システムについて話があって...」 そう王子がいうと同時にccbe233とDX_Black992は顔を見合った。 「実は、7つの罪という存在ができてしまってね... それから人々を守りたいんだ。」 7つの罪とは色欲、強欲、暴食、嫉妬、怠惰、憤怒、傲慢であり、どれか1つはどんな人も持っているはず。 「そのために強化したいんだけど... ちょっと順番に話したい。先にDX_Black992来てくれる?」 「ああ、OKです。」 そういうと中にはいっていった。 その後、ccbe233も呼ばれ中にはいったが、DX_Black992の姿はなかった。すると強制的にベッドに横にされ固定された。たくさんいる人の中に注射器を持った医者がいた。 「これはなんですか...?」 と聞いても何も答えてもらえず、その後医者から 「ちょっと注射するよ」 と言われて注射したのだが、その10秒後に急に体に激痛が走り、息も苦しくなっていた。ccbe233の中で破壊と構築を繰り返した。 繰り返すこと1分後、医者は「成功だ」と言っていた。実はこの実験、この体に7つの罪をエネルギーとして体内に入れ、どんな力でも朽ちぬ体になった。DX_Black992も同じように7つの罪を体内に入れられたが、エネルギーの強さに耐えられず、「失敗作」として死んだらしい。その事実に涙が止まらなかった。もう、二度と会えないんだ。その事実で怒りと悲しみが大きくなっていった。 _____2章に続く!_____