CathedralTale 地下世界の最奥には、誰にも忘れ去られた巨大な教会――Cathedralが眠っている。 かつてそこは、モンスターたちが平和と希望を祈る神聖な場所だった。しかし、ある日を境に教会は沈黙し、鐘は鳴り止み、礼拝堂を照らしていたステンドグラスは赤黒く染まった。 それ以来、教会へ足を踏み入れた者は誰一人として帰ってこなかった。 フリスクは導かれるように教会の前へ立つ。 重く錆びついた扉へ手を掛ける。 ゆっくりと扉が開くと同時に、冷たい風が礼拝堂を駆け抜ける。 赤黒いステンドグラスから差し込む光は床を血のように染め上げ、天井から吊るされた鐘は誰も触れていないにもかかわらず、不気味な音を鳴らし始める。 その音は地下世界全体へ響き渡り、静寂を破壊する。 一歩踏み出した瞬間、フリスクはもう教会から逃げることはできなかった。 まるで教会そのものが生きているかのように、出口は闇へと消え、来た道は閉ざされる。 地下世界では異変が起き始める。 モンスターたちは赤黒い光に心を蝕まれ、自我を失い、教会だけを崇拝する狂信者へと変わっていく。 目は赤く濁り、祈りの言葉を繰り返しながら、生き残るためではなく"教会の意思"のためだけに戦う存在となる。 誰もがフリスクを敵と認識し、容赦なく襲い掛かる。 フリスクは生き残るために戦う。 しかし、一体倒すごとに教会の力はフリスクへ流れ込み、優しさは少しずつ失われていく。 戦うことが当たり前となり、躊躇は消え、やがて誰も救えなくなる。 それこそが教会の望む運命。 Gルート。 スノーフル。 白い雪は灰色へ変わり、空には黒い羽が舞っていた。 パピルスだけは最後まで正義を信じ、フリスクを止めようとする。 「ニンゲン!まだ戻れる!オレ様は信じている!」 その声は鐘の音にかき消される。 骨は砕け、希望は潰え、パピルスは静かに雪の上へ倒れる。 最後まで笑顔を失わないまま。 その瞬間、教会の鐘はこれまで以上に大きく鳴り響く。 地下世界から"希望"という光が消えた。 最後に残った者は一人だけ。 地下聖域。 巨大な十字架の前。 砕け散ったステンドグラスから差し込む赤黒い光の中、サンズは静かに立っていた。 礼拝堂には無数の骨が突き刺さり、床には黒く乾いた血が広がる。 サンズは目を閉じ、小さくため息をつく。 「...heh。」 「ここまで来ちまったか。」 フリスクは黙ったまま歩き続ける。 サンズは笑わない。 怒りもしない。 ただ静かに、最後の審判を始める。 片目が青白く輝く。 次の瞬間。 礼拝堂全体を埋め尽くすほどの骨が地面を突き破り、巨大なGaster Blasterが天井を砕く。 鐘が鳴る。 ステンドグラスが砕け散る。 教会はまるで二人の戦いを祝福するように揺れ始める。 ここが地下世界最後の場所。 ここで最後の審判が始まる。 キャラクター設定 フリスク 教会へ入ったことで破壊の運命に飲み込まれる。 最初は生きるためだけに戦っていたが、教会の力に侵食され、感情を失っていく。 倒した敵の力を吸収し、Gルートが進むほど攻撃力が増加する。 最終的には教会の意思そのものとなる。 サンズ 教会の異変に唯一気付いているモンスター。 地下世界を救う最後の希望。 普段より口数が少なく、笑顔もほとんど見せない。 戦闘では骨やGaster Blasterだけでなく、崩れ落ちるステンドグラス・鐘・十字架までも攻撃に利用する。 BGMは重厚な聖歌とオルガンをベースにしたダークなアレンジ。 パピルス 教会に侵食されながらも最後まで正義を信じ続ける。 フリスクを倒すのではなく、救うことを目的に戦う。 最後まで笑顔を絶やさず倒れる。 アンダイン 教会の狂気に完全に支配された守護騎士。 黒く変色した鎧をまとい、赤い槍を操る。 「侵入者を裁く」という使命だけが残っている。 アルフィー 教会について研究していた科学者。 異変の原因を知る数少ない存在だったが、研究の途中で姿を消した。 ラボには教会についての記録だけが残されている。 アズゴア 教会を封印し続けていた最後の王。 封印が破られたことで力を失い、狂信者となる。 王としてではなく、教会の「門番」としてフリスクを迎え撃つ。 教会(Cathedral) このAU最大の敵。 生き物のように意思を持ち、地下世界全体を侵食していく存在。 赤黒いステンドグラス、鳴り続ける鐘、黒い霧によってモンスターを狂信者へ変える。 Gルートを進めるほど力を増し、最終決戦では礼拝堂そのものが攻撃してくる。