外交のすゝめ 一に、まず、焦ることあしとしるべし。 これが基本なりて、外交が成立するなり。 ニに、人を知る事なり。 人知れば、相手が欲する所を知りけり、そして、欲する事分かりければ、それのみを渡し、損切りができるなり。 三に、人を掴む事なり。 人を掴むという事は、相手との信頼に基づく交友、上下関係を作る事にあり、交友あらば、相手の選択肢を減らせるなり、良ければ自分のみとなりけり。 四に、自らを尊す事なり。 自らを尊す事は、相手の中において、自らを下に置かぬよう、上に見せる事なり。 五に、自らを装す事なり。 自らの欲する所ひらける事はあしとしるべし。相手の欲する所をしり、自らの欲する所を相手の欲する所を提供せんというポーズを見せる事で、達成と、交友関係を地盤に作りける事こそ基礎なり。 六に、関係に段階を作るべし 同盟という言葉は、宣戦布告よりも、重し。 関係とは、深めるものなりと心に刻むべし。 七に、確定せし事。 口によってのみの条約は「いけたらいくわ」程軽き事を知るべし。 出来る事ならば、相手の同意の証拠をまとめ、残すべし。 八に、成果軽く手放す事難き事と知るべし。 権益は、権益のみらず、名誉も含みける。 安易に手放す事なかれ。しかし、無理に手放さぬ事もなかれ。
各国の外交官が懐に忍ばせてます!