前弩級戦艦「蔵王」(ぜんどきゅうせんかん ざおう) スペック 武装 三十八年式四十五口径四十一糎連装砲×2 三十七年式五十口径二十八糎連装砲×7 安式四十口径十五糎砲×18 装甲 両舷200mm バイタルパート358mm 艦橋175mm 甲板150mm 弾薬庫180mm+75mm 速度 前進39km/h、後進18km/h
説明 1905年に就役した大日本帝国の前弩級戦艦。本艦と同時に計画が進行した大雪は現在は革新的と言えるが、万が一にも失敗した場合それを補える程度の艦が必要となるため本艦は建造された。武装の配置は41cmが前後、28cmが左右3基+中央後部1、主砲は前弩級では最大の41cm連装砲を搭載したが、再装填時に仰俯角を零度に戻してから弾をこめなければいけない欠点があったが、それを差し置いても15km先の敵に対して398mmの貫徹力は非常に強力だった。装甲は傾斜が施され跳弾を期待でき、純粋な厚みも有力だった。副砲の280mm連装砲は50口径砲から高初速でAPC弾を打ち出せたが、15km先の敵に対して275mmと、少々威力不足は否めないと共に全門を片舷に向けることができなかった。大雪が成功し、後の弩級戦艦に繋がると蔵王は日の目を浴びなくなり、1922年のワシントン海軍軍縮条約で解体されその一生を終えた。戦後では大雪より早く生まれればゲームチェンジャーとなったなどと言う憶測があったが、その殆どは本艦が大雪のバックアップとして建造されたことを知らない。 主な戦歴 1905年 就役 1905年 観艦式に参加 1906年 小改修 1914年 フォークランド諸島沖海戦に参加、ドイツ帝国軍の水雷艇を一隻撃沈 1916年 ユトランド沖で機雷に接触、小破 1916年 横須賀にて修理 1920年 修理完了 1921年 15cm砲・28cm砲の陸揚げ 1922年 ワシントン海軍軍縮条約にて廃艦が決定、解体