◯名前 天瀬 恒輝(あませ こうき) ◯性別 男 ◯年齢 23歳 ◯呼び方 一人称: 僕 二人称: あなた(たち) 三人称: 彼(ら) or 彼女(ら) ◯性格 他者に対する警戒心が薄く、誰に対しても分け隔てなく接する。そのため初対面では 無邪気な人物として認識されることが多い。また好奇心が非常に強く、興味を 抱いたものには強い執着を見せる。本人は知りたいという欲求に対して極めて正直であり、 一度疑問を抱けば納得するまで執着し続けることが多い。現在用いている光率麟術の 技法群もまた、生来備わっていたものではなく、本人が自らの能力を理解し続ける過程で 体系化・創造した独自技術である。 ◯口調 基本的に穏やかな口調を取る。初対面の相手にもどこか無垢さを感じさせる話し方を するため、他者へ威圧感を与えることはほとんどない。しかしその実、非常に強い探究心を 秘めており、関心の対象に遭遇した際には普段以上に饒舌になる傾向がある。その際は 相手との会話というよりも、自身の考察を独り言のように口にすることが多い。 そのため時折、相手からは恐怖や危機感よりも純粋な好奇心を優先しているように 映ることがある。 ◯過去 生まれながらにして能力を有していたが、その能力は周囲の者たちが持つような 分かりやすい力ではなかった。炎を生み出すわけでもなく、雷を放つわけでもない。 ただ光が揺らいだりといった、説明のつかない起きるだけだった。そのため、 周囲の者たちからも理解されず、「何をしているのか分からない」能力として 扱われていた。当然、本人自身もその能力の正体を理解できずにいた。 また、本人は能力の影響で周囲とは異なる物の見え方をしていた。他者には見えない それらを当然のように認識していたため、周囲との会話も度々噛み合わなかった。 その結果、理解されない者。どこか普通ではない者。時には穢れた存在として 扱われることもあった。同年代の人たちから距離を置かれることも少なくなかった。 恒輝は表面上こそ気にしていないように振る舞っていたが、幼い彼にとってそれは確かに 傷として残った。それはやがてなぜ自分は理解されないのか。という疑問へと 更には探求心へと昇華された。もし能力の正体を理解できれば、自分が何者なのかも 理解できるかもしれない。そう考えた彼は、自らの能力に対して向き合い続けた。 ◯能力 - 光率麟術 - 光の構造を認識し、光子流エネルギーの伝播法則へ干渉する能力。 能力者にとって光とは単なる可視現象ではなく、熱・情報など様々な作用を 媒介する基底伝達層として知覚される。能力者は世界に遍在する光子流エネルギーの 流動を観測し、その収束・分散・循環・偏向を制御することで現象へ干渉する。 光率麟術による能力の多くは物質や対象そのものへ作用するのではなく、対象へ 至る光子流の伝播構造を変質させることで結果的に現象を変化させる。故に その本質は光の操作ではなく、「伝播の操作」にある。 斂閃 (れんせん) 光子流エネルギーを一点へ収束・圧縮することで、極めて高密度かつ不安定な 光学構造を形成する技法。圧縮率の上昇に伴い光子流は指数関数的に密集し、 内部には莫大な光子流エネルギーが蓄積される。しかし一定以上の密度では構造 そのものが安定性を失い、自壊寸前の状態へ移行する。能力者はこの崩壊直前の 光学構造を任意の方向へ解放することで、蓄積された光子流エネルギーを瞬間的な 破壊力として放出する。解放された光子流エネルギーは熱・衝撃・電磁攪乱を伴いながら 直進し、高い貫通力と破壊力を発揮する。 散輝 (さんき) 高密度化した光子流を複数の流束へ分解する技法。光子流は分離後も元の 構造情報を保持しているため、分解された各流束は本体と同様の性質を持つ。 これにより単一の攻撃や作用を複数方向へ同時展開できる。 抑滞 (よくたい) 光が伝播する環境の光学特性を変質させ、光子流の伝達効率を低下させる技法。 この能力において光は情報伝達の基盤であり、生物の認識活動もまた光を介した 情報取得に依存している。抑滞が発動した領域では光情報の到達が不均一化し、 相手は位置・速度を正確に把握できなくなる。その結果、相手には攻撃の 到達時刻や軌道が実際とは僅かに異なって知覚され、回避や迎撃の精度が大幅に 低下する。 輻環 (ふくかん) 光子流の進行方向を強制的に閉鎖経路へ固定し、光子流エネルギーの散逸を 抑制する技法。通常、一定割合の光子流エネルギーは伝播と共に周囲へ放散される。 しかし輻環下では光子流が環状経路を繰り返し巡回するため、光子流エネルギーの 外界への散逸を限りなく0へ近づけることができる。また循環する光子流は 経路上で繰り返し重畳し、局所的な光子密度を徐々に上昇させる。その結果、 循環時間に比例して系内の光子流エネルギーの利用効率が向上する。能力者は 蓄積された光子流エネルギーを任意の能力へ供給することができ、高出力術の 予備動作として頻繁に用いられる。 常皓(じょうこう) 光子流循環を極限まで発展させた最終形。能力者自身を巨大な光学循環系へ 変質させる奥義。通常、光子流エネルギーは伝播と共に外界へ散逸する。しかし、 常皓状態では能力者を中心として極めて閉鎖性の高い循環構造が形成され、放出された 光子流エネルギーは消失することなく再び循環系へ回帰する。循環を繰り返した 光子流エネルギーはその過程で相互干渉と再収束を繰り返し、密度と安定性を増大させる。 そのため循環回数に応じて光子流エネルギーの散逸率は限りなく0へ近づき、能力者が 利用可能な光子流エネルギーは飛躍的に増大し、能力出力もまた飛躍的な向上を見せる。
使用曲 Michael Wyckoff - The Museum