『仮面』 【Aメロ】 鏡の前で笑ってみた 今日も上手に笑えたかな 本当の僕は知らないまま 「理想の僕」を作っていく 頭が良くて 顔も悪くなくて 誰からも好かれるような人 そんな仮面を被った僕を みんなは「すごい」って褒めてくれた 【Bメロ】 嬉しかった 嬉しいはずだった なのに胸の奥だけが ずっと泣いていた 「それは僕じゃない」 【サビ】 褒められるたびに 仮面は少しずつ重くなって 「本当の僕も見てよ」なんて 言えるわけもなく笑っていた 欲しかったのはそんな言葉じゃない 偽りの僕じゃない 本当の僕を見て 本当の僕を褒めてほしかった 【2番 Aメロ】 馬鹿なところも 弱いところも 情けないところも全部 隠してしまえば嫌われないから 今日も僕は僕を演じる 【2番 Bメロ】 もし全部ばれてしまったら もし仮面が壊れてしまったら みんな離れていくのかな 「思ってた人と違う」って 僕を置いていくのかな そんな未来が怖くて また新しい仮面を作った 【2番 サビ】 ねぇ 仮面を外したら 誰が僕を見てくれる? かっこよくなくても 賢くなくても 誰かに好かれなくても それでも僕を好きでいてくれる? 偽りの僕じゃなくて 何も飾っていない僕を 「そのままでいい」って いつか誰かに言ってほしい 【ラスサビ】 だから少しだけ 仮面をずらしてみる 震える声で 小さく言う 「これが僕です」 怖いけど 逃げたいけど それでもいつか―― 僕自身が僕を 嫌いにならないように。