「天明さん…どこ行くの?」 「天明さんじゃなくて、なごり!!わかった?」 「…ああ…そうだったね…なごり…」 「あ!!ほらついたついた〜!!」 めっちゃ立派…ここ…なんか見たこと……そうだ、お母さんと前一緒に行って…あれ…なんのために行ったんだっけ… 「灯妃、どうかした?それよりも、ほら、すごいでしょ!!…あれ、みんないないなぁ…まぁ名前だけ紹介するね。一番最初に入ったのは君空ふるる(きみぞらふるる)、二番目に入ったのは私、天明なごり、三番目に入ったのは神無月桜月(かんなづきさつき)、四番目に入ったのは、火鏡ユラ。…今は行方不明なんだけどね。あと…は智家実也日(ともやみやび)。でもユラとともに行方不明。今は時効で探されてない。次は花宮ひな(はなみやひな)、塚崎萌々華(つかざきももか)、火元フウナ(ひもとふうな)物崎平奈(ものざきひらな)」 「そう…なんだね…」 「うん!!でも、過去のことを心配してても未来が変わらなきゃ意味ない!!ほら、電話でふるちゃんとか桜月ちゃんに紹介するから!!」 「うん…」 集団行方不明…最近そんな物騒なニュースが流れていた。私の妹、ユイナもそれに巻き込まれて行方不明になってしまった。今では死んだことになっているけど家族はまだ信じている。生きていると。ユイナは…今どこにいるんだろう… 「ユイナ…」 「どこに…いるの…?」 「あ、つながった!!ふるちゃん、そこにみんないるー?」 「いるよー。あまちゃんどしたの?」 「私、新メンバーを誘ってきたの!!名前は赤神灯妃ちゃん!!医者を目指しているから頑張れば治癒能力が芽生えるかも…?」 「おーい!!ふるるーどーしたのー?」 「あ、桜月にひなに萌々華にフウナに平奈!!あの、あまちゃんが新メンバーを誘ってきたらしくて…あ、あまちゃん、報告した?」 「あ、やべしてない」 「しないと」 「今からする!!じゃあ、切るね。仕事頑張ってー!!」 「うん、あまちゃんもがんばってね!!」 「じゃー、次は報告かなー…でも仕事溜まってたんだ…じゃあ、連絡先だけ教えとくから頑張って!!…あ、私達、親友になれないかな!?」 「しっ、親友…?」 「そう!!なろうよ!!親友!!」 「ああ…うん。なろう…かな。私…つまんないよ?」 「全然大丈夫じゃん!!」 「そっか…じゃあ仕事頑張って…」 「OK!頑張ってくる!!」 ガチャ いきなり親友…か…嬉しい…かな。これまで勉強一色だったから…あ、電話しなきゃ…この電話番号にかければいいのかな… プルルルルル 「はい、秋本です。」 「えっと私、赤神灯妃というんですが、天明なごりさんって知っていますか…?」 「…その名前をどこで聞いたんですか?」 「…聞いた…というか同級生なんです…そしてこの…チーム?に招待されたので、まぁ電話かけて☆って感じで言われたのでお電話かけさせてもらいました。」 「そう…ですか…では、今から直接会えますか?入れるとしたら色々確認したいことがあるんで。では、◯✕町四丁目の一番大きいカフェでゆっくり話しませんか?」 「え、あ、はい。そちらがいいのなら…と、隣町ですよね?」 「ええ。隣町の四丁目です。わかりましたか?この情報は誰にも漏らさないでください。」 「あ、はい。わかりました。」 これでいいのかな?でも…いかなきゃ…!!ちょっとうれしい…な。ユイナがいなくなって誘われることなくなったから。バスで行けたよね、確か。 ============================================= 「あ、赤神さん?ですよね」 「あ、はい。では、秋本さん…ですよね。」 「そう!!タメ口でいいで〜!!」 「タメ口…ですか。はい。…わかった!!秋本さん!!」 「ああ、俺の名前は秋本碧やで!!このチーム…いや、FlowerTikinn(ふらわーちきん)のボスやで!!」 「なんでFlowerTikinn?」 「ああ、それはな菜の花をあげたら美味しかったからや!!一回試してみ!!」 「は、はぁ…」 「そんで灯妃は、治癒能力が芽生えるかもってなんか?」 「まぁ、そう、なのかなって感じ」 「なら…特訓するか?」 「やらせて…くれるの…?」 「そうや!!こっちも治癒能力がいなくてやな〜…困っててなー…治療室がいっぱいいっぱいなんや。だからあいつや!!あのー薬草朱(やくそうちゆ)に習ってもらえると助かるんや!!」 「…え…!?あの、薬草朱…に…?」 二話end