「氷華、急でごめんね。お父さんのお仕事の都合で明日引っ越すことになったの。だから、準備を始めてくれる?」 なんてメールが来たときには驚いた。 だって引っ越しなんて初めてだし私は人見知りだから次の学校でうまくいくかわからない。なんなら友達いなかったし…まぁでも強いて言うならあの子かな。「緑原映奈」ちゃんかな。移動教室とかお弁当とか一緒に食べてたくらいだけど。 「はぁ…憂鬱だなぁ…。引っ越しなんてしたくないよ…お別れ会もしてもらったけどそんな乗り気じゃなかったし…まじで…はぁ…」 でも神様はそんな願いは聞いてくれない。 とうとう引っ越しの日が来てしまった。 「氷華、荷物はまとめているでしょう?」 「うん…」 「じゃあ、隣の県に行くわよ。乗りなさい。もう家はたってあるわ。」 「わかった…」 長旅のせいか車で眠ってしまっていた。 「氷華、ついたわよ。」 「…うん…」 目を開けるとそこにはきれいな景色が広がっていた。 「綺麗…」 本当に綺麗だったんだ。 デパート、ビル、大きな建物。そんな感じのものがたくさんあったんだ。 「氷華。早く寝なさい。明日は学校よ。制服も全部届いてる。準備してからね。」 「わかった」 といって私は準備を始めた。 「なんか、楽しみになってきたなぁ…」 ついに、学校の日がやってきた。 「制服、可愛いな…」 しっかりとリボンを結んだら…さぁレッツゴー!! 「皆さん、転校生が来ましたよ!!隣の県から来たそうです!!さぁ、入ってください!!」 「おはようございます…。羽村氷華です。隣の県の花丸中学から来ました。お願いします。」 「わぁ〜!!可愛い!!何歳?何月生まれ?」 「隣の県って遠いでしょ?」 「花丸中学ってめっちゃ遠いじゃん!!」 「花丸中学ってさ、めっちゃレビューいいよ!!ほら!!」 「え…?…ほんとだ…初めて知ったかも…」 「ほんとー!?逆に以外!」 「そんなエリート校からきたのー?」 「なんでー?」 「親の都合で…」 「そーなんだ!じゃあひょーちゃんって呼ぶね!私、瑞原水琴!みーちゃんってよんでね!」 「は、はい…」 「敬語じゃなくていーよ!!同い年なんだから!!」 「はーい席ついてー授業始めるよー!!ひょーさんは…じゃみーさんの隣で!!」 「わかりました」 「ひょーちゃん、よろしくね!!」 「よろしく…みーちゃん…?」 「よろしく!!」 見渡す限り綺麗だなー…てかここ女子校?男子いない?良かった〜…なんだろ授業…数学か… 「はーいじゃあここの問題はこの数式を使ってときますが…答え分かる人ー!!じゃーひょーさん!!」 「ここは…52.7です。」 「正解!!ちなみにどうやって解いた?」 「えっとここの数式はこうゆう意味なので、ここをこうしてこっちをああしたら…この答えになりました。」 「すごいねぇ…天才か!?」 「いえ…」 キンコンカンコンキキキキコココココカカカカンーコーン 「おー今日はこんな音かぁ…授業終わりまーす休み時間どぞー」 「ねぇねぇひょーちゃん!!ひょーちゃんってさ、もっと前髪きったら?可愛いんだし!!目も色違うでしょ?かっこいーじゃん!!」 「でも私の顔なんて見せるようなものじゃないし…」 「じゃあ、私が切ってあげる!!私が見るの!!それでいいでしょ?ひょーちゃん」 「まぁ…」 「おっけー!!じゃあ早速…」 チョキチョキチョキチョキチョーキチョキ 「できた!!」 「え…めっちゃ…めっちゃ…」 「どうかな?」 「可愛い!!ありがと!!みーちゃん!!」 「じゃ、もっと可愛くするために…明日は、リボンつけてきて!髪に!!あと、スクバもっと可愛くしない?明日さ、一緒におソロデ買いに行かない?私いろんなお店知ってるんだ〜!!」 「でも…明日は塾が…」 「じゃあいつあいてる?」 「今日なら…」 「じゃあ行く?行こうよ!!」 「うん…!!」 キンコンカカカカキキキキコーンコーンカーンカーンキキキキキ 「授業始めまっせーえっとー国語は…この文章を読み解くー。じゃあ瑞原、解いてみろ。」 「はーい!!」 「ここはこうでこうでこうだから…こうです!!」 「正解〜」 キンコンカカカカココココンンンンゥーキィンコォンコンコンコォォォォォン 「終わりー」 「帰れー」 「さよならー」 「ひょーちゃん!!いこっ!!」 「うん!!」 「どこいく〜?じゃあ、あの〇〇いこ!」 「いいよ〜」 「あっ、これ可愛い!!これ、おそろにしよ!!」 「いいよ〜」 「あでも一つしかない…じゃあこのニコイチにする?」 「いいよ〜」 「ほんと?」 「うん!!全然!!これ人気のキャラクターじゃん!!ニコイチって可愛いよね!!」 「じゃあ割り勘で!!500円だから…250円ね!!!」 「おっけ」 次の日 「おはよーみーちゃん!!」 「おはよー!!」 「スクバつけたよ〜あとやってって言われたこともやってみた!!」 「ありがと!!いいじゃん可愛い〜♡」 それから私はみーちゃんとおしゃれの勉強をした。 そして同じ高校を受験し、みーちゃんはバレーの部長&エース、私は生徒会長になった。 「水琴!!」 「ん?」 「ありがとう!!」 「何が?」 「中学の時!!」 「ん〜?」 「私に一番に話しかけてくれて!!だから私生徒会長とか可愛くなれたんだよ〜!!」 「…すごいでしょ、私。転校生きたよ〜」 「ちょっと!!話の途中なんだけど!!」 「おはよ〜!!転校生君!!君の名前は?」 「僕は…花結海です(ハナユイカイ)…」 「海?じゃかーくん!!誕生日は?何歳?」 「ちょっと水琴。いきなり質問したら困るでしょ。」 「ごめーん!!氷華ったら真面目〜!!」 「当たり前でしょ。生徒会長なんだから。」 「校則は守りつつおしゃれという!!なんと理想の生徒会長なのだろう…」 「花結さん、私生徒会長の羽村氷華。よろしくね。」 「よろしく…お願いします…」 「私瑞原水琴!!よろしくね!!」 「よろしく…お願いします…」 「そんな敬語じゃなくても〜!私達同級生なんだから!」 「そうなの…?」 「そう!私達2年3組!君も!2年3組でしょ?ね、氷華!」 「うん。そうだと思う。」 「じゃあ一緒に行こうよ!」 「いいの?」 「全然いいよ!!だって私達もう友達でしょ?」 「友…達…?」 「「そう!!」」 「「友達!!」」 「ありがとう…」 ========================================== それから、水琴は人気インフルエンサー、かーちゃんは人気アイドル、私は医者になった。 「いや〜会える日少なくて〜ごめんね〜」 「大丈夫〜また予定空いたら遊ぼ〜琴花も会いたがってるし…」 「え!?氷華って子供いたの!?夫婦?相方は!?」 「かなさん。叶大っていうの。夫婦仲もいいんだよ〜」 「そーなんだ…」 「あ、時間だ。ごめん。またあとで。」 「うん!!お医者さん、頑張って!!」 「ありがとう。またね。」 はぁ…私、海にひどいことしたかも… 5年前 「氷華。」 「どした。」 「好きです!!付き合ってください!!」 「…はい?」 「…聞こえた?」 「聞こえは…したけど…」 「なら、返事はまた今度!…じゃね」 「あっ……待って!」 「ん」 「あの…いいけど…」 「つまり…」 「付き合うってこと?」 「…うん」 「やったー!!嬉ー!!」 「よろしくね。」 「よろしく〜!!」 ======================================== こっから大学離れちゃってなんか、海彼女できたらしい。だから私は大学でかなさんこと叶大に出会った。 「プロボーズはどっちから?」 「かなさんから。」 「お〜!!!さすが生徒会長!!!」 「いや生徒会長は関係ないでしょ」 「確かに」 てな水琴としてたらきゅーに海から電話がかかってきた。 「氷華…。」 「…久しぶり。」 「結婚…するの?」 「…うん…」 「なんで?僕と付き合っていたのに?僕なんか悪い事した?ねぇ!なんでよ!!」 「わかんない…けど…」 「何したの?具体的に。」 「…ごめん。またね。」 「ちょっ…」 「…どうすればよかったかな…」 「ひょーうか!!」 「あれ?水琴じゃん。」 「今度会える?」 「会えるよ!!」 「じゃあ、明後日とか?どう?」 「うん。ちょうど休み。」 「じゃあ、駅前集合ね!!」 「おっけー」 「ばいばい」 end
代理ちゃんデビュー作 なんで今会ってるのに会う約束してんだろう。(笑)