創作です! 「ぐーたら勇者と働き者の凸凹討伐記!」といいます。 ニート勇者とかわいいロリがわちゃわちゃしながら魔物を討伐していく物語です! 拙い語彙力ですが、楽しんでくださると嬉しいです! あとで黒歴史にならないことを祈ってます笑 【 登場人物 】 イシュ・スィズ ルイ・アレット (詳細はステクリで見れます)
ー 1話 ー とある村の一角。 そこには、周りの家よりずっと立派な石造りの屋敷があった。昔、村を救った「勇者」に、村人みんながお礼として建てた家らしい。その前に小さな女の子が1人。その横に老人が1人。 「心配いらないさ。勇者様はきっと助けてくださる。お前のような可哀想な女の子を放っておけるものか!」 老人は女の子に言った。 「うん、伝説の勇者様だもんね。きっと助けてもらえるよ…。絶対大丈夫。」 女の子も自分に言い聞かせるように呟いた。 すー、はー、と深呼吸をし、その女の子 ────ルイは叫んだ。 「ごめんくださ───いっ!」 その決死の叫びに応えたのは、大きくて間の抜けた欠伸だった。 「……ふわぁぁ……もう…うるせぇな…、そんな大声出さなくても聞こえてるって」 扉から顔を出したのは、眠そうな青年。 彼は目尻に溜まった涙を指先で拭いながら、「で、何。魔物? それとも猫探し?」と、気怠げに尋ねた。 「お、思ってたのと違──────うっ!」 エルの叫び声が響き渡った。 「だからうるせぇって。聞こえてるっつーの。」 そう言った勇者とやらにエルは捲し立てる。 「伝説の勇者でしょ?伝説とかいう割には欠伸しながら登場してるし弱そうだし体細いし服はヨレヨレだし!本当にあなた勇者!?ただの無職じゃない?」 「お、おい流石に言いすぎじゃぞ。」 老人が焦ってルイを止めた。 「だ、だって…!」 「そんなに俺が気に入らないならなんとでも呼べば良い。勇者なんて呼び方するんじゃねえよ。」 ルイは意外そうに彼をみつめた。 「あなたのこと、もっと称号とかを大事にする性格がクズな人間だと思ってたわ。それならなんて呼べば良い?」 勇者は面倒臭そうに答えた。 「俺の名前はイシュ────、イシュ・スィズだ。なんとでも呼べば良いさ。」