この世界線で起きた事...それは余りに悲惨だった。 ある時、異世界からの転生者が35人現れた。 なんでも、この世界を救うという大義名分を抱えて神からスキル...いわゆる能力を授かったのだ。 彼らは最初こそ原住民と仲良く暮らしていた。 だが、5年後。 彼等のスキルの矛先は、原住民に向けられた。 当然、私達も含めた。 重厚なドアが蹴破られる。 『勇者』と呼ばれていた者たちの長である私は、音がなった方を向いた。 そこに立っていたのは、原住民だった。 見た感じ、18歳程度だろうか。黒いパーカーにジーンズという向こうの世界の服装で、彼は現れた。 「何用だ?異世界人は礼儀も知らないのか?」 と私が問い掛ける。彼はゆっくりと、殺意も無く喋った。 「どうだろうな。 少なくともお前に寄越す態度はこれで十分だ。」 ...面倒だ。さっさと片付けて飯でも食おう。 そう思い、スキルの発動準備をした。 戦おうとした。 それが、間違いだった。 奴は無から刀を取り出した。少なくとも我々にはそう見えた。そして、鞘からゆっくりと刀を抜いた。 1秒間の静寂の後、私は先に動いた。 奴に手を向け、光の玉を出現させ、発射した。 無数の光の弾が相手を貫こうと一点に向かっていく。 そして、異世界人の体に無数の穴を開ける。 筈だった。 気が付いたら、弾も、自身の腕も、木っ端微塵になって消え失せていた。 あまりにも、早過ぎた。 奴がゆっくりと近付いてくる。 それを、ただ見る。 理解した。抵抗すれば、死ぬ。スキルを使えば、死ぬ。 一歩でも動いた瞬間...ミンチにされると。 「名前は?」 奴が聞く。 「...雄介。」 「そうか。 ...黄泉の国で、この世界の民に土下座しておけ。」 瞬間、意識は虚空の彼方へと消えた。 超長い前置きを経て、『老兵』の解説に移ります。 『老兵』マック・フィート_個人的エナ作OC最強ランキングTOP3に入るバケモン。 身体年齢_20歳 過ごした期間_100年 身長、体重_不明 性別_男 好きな物は美しい景色、それと落ち着いた時間。 嫌いな物は世界を汚すモノ、それと虫。 プライベートでは殆ど喋らない。 彼の世界線では『勇者』と呼ばれた者達が元の世界を支配し、エナや麗華、ディヴァンは死亡。 ルナに関しては植物人間と化している。がかろうじて生きてはいる。 勇者たちはほぼ老いる事がなく、80年間支配は続いていた。その80年の間にマックも死亡したかと思われた。 が。 彼はエナが今際の際だった時に最期の魔法として時間を凍結された。所謂『不老』。 その後、75年程行方を晦ませていた。そして上の小説での長殺害3日前に雄介以外の勇者を皆殺しにしている。 LOVEは残念ながら存在しない。が100年生きたマックは文字通りのバケモンとなっており、実際本世界線のマックが雄介と戦うと普通に負ける。この世界線での結果は上の小説の通り。 というかこの世界線のマックは色々イカレ散らかしている。故に雄介以外も雄介も瞬殺出来ていた。 ・ステータス 攻撃力だけなんかよく分からんが師匠並み...どころか師匠以上になっている。80年の修行の成果かなぁ(すっとぼけ) エスケー式を取るなら ATK 500 DEF 30 INT 70 VIT 70 SPD 95 SPE 90 RES 20 STA 50 FLE 45 と言ったところ。 因みに師匠でも大体ATKは200程度。そう考えると500という数字がどれだけイカれてるかが分かるだろう。 素早さも申し分無く、カル式で1Fに1行動くらいなら割と出来る。体力が結構少ない故Darkeの様なイカレスピードの動きは1秒ほど持続させるのがやっと。 ・使用する技 【魂斬】 シンプルに相手の魂を斬る(??????)技。 要するに相手の能力、概念、設定を完全に無視する攻撃。つまり当たると死ぬ。 発動前に相手の魂の輪郭を把握する必要がある。 【怨撃】 魔力の籠ったパンチ。ATK500が繰り出すんだからこれだけで大抵のOCはなす術もなくBuっ壊れる。 予備動作という物自体が存在しないので本当にいきなり撃ってくる。要するに死ぬ。 一応前隙も後隙もあるにはある。が5~20F程しかなく余程スピードが速いとかでもなければ姿すら捉えられない。 【魔法】 使用魔法は文字通り全部。 回復・バフデバフ・攻撃、それぞれの属性全部使う。 よって殆ど対策出来ない。が物理攻撃じゃないだけまだまだマシ。 長年の魔法の酷使により使用魔力が増えているので連発はして来ない。 【ストレージ】 『無』に武器を収納出来る。 現在は2つしか収納していない。他武器を何処にやったか訊くと「勇者に全部奪われた。直すのも面倒だから新しい武器を探しただけだ。」との事。 【研ぎ澄まされた感覚】 100年生きたせいだろうか、視点が広い。 ステルスが無効。知覚しているものを大体切ることが出来る。 切ったら大体は壊れるか半分になる。 よって能力が知覚された途端斬られて使用不能状態にされる。おかしい。何かがおかしい。というか何もかもがおかしい。 が当然の如く知覚するのにも時間が掛かる。例としてどっかのピンク猫やどっかのKZPRのoh戯なら1F、ディヴァンの魔法とかなら10秒、今回出てきた勇者のスキルは1分、師匠クラスにまでなると1日かかる。 同系統の物の場合は知覚する期間が半減。 彼本人の記憶力は凡なので1ヶ月もすればまた知覚し直し。超簡潔に纏めると長期戦すると死ぬ。 ・使用武器 【マメジメント】 小説内には登場しなかった。 真剣と千色、2つの能力をこれ一本で使える。 【ポチ】 小説内未登場。未収納。 エナが使っていた鉄球。しかし所持者の攻撃力を参照するのでまぁ当たったら即死する。 旧主人であるエナの氷魔法を受け継いでおり、遠距離攻撃も可能。威力も老マックのデコピンくらいある。 【神刀】 使用している刀。重みもそこそこ、切れ味は最高。 耐久力も高く、マックが全力で投げつけても壊れないほど。魔力を使用して斬撃を飛ばしたりもできる。 老マックが使ってるせいでイカれた火力になってるが他の人間だと大した火力にはならない。 本来はメシアが持っていたがお察しの通り奴等に殺されたので... 因みに不老は魔法に対して人生を捧げなるレベルで極めないと理解できず、理解できないと何しても解けない。無理やり解こうとしても解けない。 不老を壊した所で特にマックにデメリットがあるわけでもない。不死じゃないし... 結論.アホ。師匠の再来。 弱体化後もそこそこ強い。