こんにちは。ディエスケッドです。前回の陽炎は楽しんでいただけたでしょうか。今回はその続き、繋ぎ目、です。今回もぜひ感想のほどよろしくおねがいします。 前回 https://scratch.mit.edu/projects/1275556240 次回 https://scratch.mit.edu/projects/1276430766 <注意書き> ・この作品はゲームHero Warsをもとにしてつくられた二次創作です。 ・キャラクターなどの説明は中にあります。 ・絵はAI作成です
THE HERO WARS <贖罪の大鎌> <繋ぎ目> アスタロスが帰宅したあと、天界ではいつも通り輝く鳥たちが静かに歌っている。 アスタロスの炎から生まれたアナメント。彼はいつも朝が早い。アスタロスが仕事に言ってくれている間にアナメントは家、その周辺のことをいつもやっている。アスタロスが住みやすいように。 アナメント「今日の飯、、、昨日アスタロス嬉しそうだったしな、、まぁ少し豪華にしてやりますか。あいつが好きな料理、、肉だな。」 アスタロスの大好物の一つ。それは馬鹿みたいな漫画によく出てくる馬鹿みたいにでかい肉だ。アスタロスもいたって普通の男の子なのだ。 アナメント「アスタロスが帰ってくるのはどうせまだまだだからまだいいか。ほかのことをしよう。」 自宅でアナメントが自分のために料理を作ろうとしてくれていることも知らずにアスタロスは今日も仕事のためにイグニスのところに向かう。イグニスの住むタイタンの谷とは基本的にタイタンしか住むことが許されない。イグニスが普段住んでいる「炎のトーテム」にはほかの炎タイタンも住んでいる。アラジ、モロク、バルカンだ。全員戦闘が得意な炎を操る強力なタイタンたちだ。 アスタロス「ふぅ、、やっぱこの塔の近くにいるのが一番落ち着くなぁ。水トーテムの近くにいたら息ができなくてありゃしないよ。」 いつも通りの独り言を呟いてアスタロスは塔に入っていった。 アラジ「、、、イグニスのところの見習い天使か、、どうしたんだ?」 そう彼が問いかけるとアスタロスはなにか不安を感じた。 アスタロス「イグニスはどこにいますか?いつもだったらこの時間帯は出迎えてくれるのに、、」 アラジ「はっはっは。イグニスも呼び捨てにされるくらいになったか。イグニスは今出張に出かけているぞ。お前がこの時間にここに来るとは聞いていたからな。」 そういうとアスタロスは一気に緊張がなくなった。 アラジ「とはいったものの、イグニスが言うには神のもとへ行ってくれ。だそうだ。なんでだろうな。神も神だ。直接言えばいいものの。」 アスタロス「あれ、そうなんですか。感謝します。」 アラジ「ははっ、まぁ気を付けていけよな。」 アラジは昨日のイグニスとは違い、何もわからなさそうに送り出した。 アスタロスは昨日と変わらない道でまっすぐ神のもとへ向かった。このとき、彼は何も考えてはいなかった。神はどんなやりがいのある仕事を分けるのか。そんなどうでもいいことばっかり頭に浮かんでいた。 アスタロス「、、あぁここか。」 いつの間にか彼は自分の家と何ら変わりない大きさの建物を目にした。 やっぱりこれが神の住んでいる建物でいいのかと少し感じた。 神なら神と堂々とすればいいのにもかかわらず。何かを悟られたくないのか?このときのアスタロスはそんなことを考えている暇もなかった。 アスタロスは昨日よりも簡単そうに扉を開いた。 神「アスタロス、昨日ぶりだな。唐突だが、仕事を今から伝える。」 神は昨日とは全く変わらない口調でアスタロスに語った。 神「最近どうやら私に対してのデモのような噂を感じ取る。アスタロスにはこういう私に反する者が現れ次第殲滅していただきたい。」 神は冷静ながらも冷徹で。アスタロスにはそれがあたりまえかのように命令を下した。 アスタロスもそれが当たり前のように感じていた。自分より上の存在。つまり神。圧倒的上の存在である神の発言は正しいと思っているのだ。 アスタロス「了解しました。」 その一言だけ答えて建物を出た。このとき、アスタロスは神に歯向かうということ自体理解できなかった。ましてや行動に起こすなんて。この時点でそのような人物がいることを理解することができなかった。 アスタロス「神に、、反する、、?」 たったそれだけ?彼は思った。そんな簡単な仕事。神に反しているような行動をしている者が現れたら自分が。始末すればいいだけ。 まぁ、、いたら、、ね。いたら。 神から命令をもらってから少し経った時、町にはほかの天使たちがぞろぞろと出てき、自由に会話や仕事をしていた。アスタロスはいつも以上に目がとがっていた。真の正義である神に逆らうものなんぞ殲滅してやる。しかし、初日は現れなかった。アスタロスはいないものだと思っていたのでいたらいたらで真面目にやるが、どうせいないと思っているので。 アスタロス「まぁ、、そりゃなんもないよな。」 一応今日の分の仕事は終わったので安堵した。 何も考えずにアスタロスは自宅に戻った。 アスタロスが自宅に向かっている最中、アナメントはアスタロスのための肉を調理していた。 アナメント「さて、、材料はやっぱりステーキだよなぁ。あいつは肉が大好きだからなぁ。 まずは、、肉の下準備として、オリーブオイルと塩と胡椒、、っと。そしてさっきつぶしたローズマリーで香りをつけてっと、、」 アナメントは慣れた手つきで下準備をした。 アナメント「下準備が終わったならば、、」 ドーン!、、と豪快に肉を鉄板の上に置き、焼き始めた。 アナメント「しっかりと焼き目をつけないとね、、あとはこのまま30~40分まつだけ、、」 そういうと彼は趣味である読書に戻った。 、、、、、 ガチャ。 アナメントは驚き、すくんだ。 アスタロスか?いや、違う。気配がなかった。アスタロスであればちゃんとただいま、と一言声をかけるはずだ。 「.....アナメント...とやらはお前か?」 アナメントは息をのんだ。何者かは続けて言った。 「私の名前はロス。神からの命令でアナメントを殺せ。と下されてやってきた。もう一度聞こう。アナメントとはお前か?」 ロス、と名乗るものはアナメントに対しての殺気がすさまじかった。 アナメント「アナメントは、、、俺です、、、な、、なんで俺を、、」 ロス「お前か。なんでなんだろうな。神に直接聞いてくれ。」 そういうとロスはいきなり槍を掲げ襲い掛かった。 ガンッ...... アスタロスの家に鈍い音が響いた。 ロス「、、、?」 ロスは困惑していると後ろから殺気を感じ取った。 アスタロスが鎌を大きく振りかぶる。 アスタロス「、、ロス、、何しに来た。」 アスタロスは太い声でロスに問いただした。 ロス「これは俺の仕事だ。お前の仕事ではない。失せろ。」 アスタロス「ここは俺の家だ。荒らされたら困るんでね。」 二人は鋭い目つきでお互いを睨みあった。 ロス「だからなんだ。神の命令なのだ。」 ロスはアナメントの胸元に槍を近づけた。 アスタロス「...やめろ、ロス。そのやりで貫けばお前は灰になる。」 ロス「灰、、ね。」 ロスはその光を凝縮したかのような槍でアナメントを再び突こうとした。 ….しかし、アナメントの周りを何かが守っているように見える。 アスタロス「アナメントには傷一つつけさせない。相手は俺だ。お前より俺のほうが強いというのは前、証明したはずだ。」 ロス「...」 アスタロス「図星か?」 アスタロスとロスはそれぞれ炎、光のタイタンから生まれたときに天使として活躍してもらうための学校がある。そのときに彼らは出会った。卒業の時に、成績が良かった者同士で戦うのだが、学力での成績一位、ロス。戦力での成績一位、アスタロス。この二人がぶつかった。そのときはアスタロスが無事、勝利を手にした。 しかし今。再びその二人が出会った。 が、ロスは負けると思っていた。 ロス「まったくもってその通りだ。私は神からアナメントを殺せ、と命じられた。しかし、期限は決められていない。お前がこのことを忘れたその時、殺しに来る。」 ロスはそういうと純白の翼をまとい、光とともに消えていった。 アナメント「、、、アスタロス、、ありがとう、、。」 アスタロス「怪我はない、、ようだな。守れてよかった、、俺の第一スキルは防御力が弱く、少しの攻撃しか耐えることができないんだ。」 アナメントはそのことをよくわかっていた。だからこそ、アスタロスは[炎のヴェール]が壊れる前に圧をかけた。そのことをしらなかったロスは逃げていった。ということだ。 アナメントはロスよりも最近にアスタロスと知り合いとなったが彼のことを誰よりも知っている。 アナメント「正直ひやひやしたよ。だが、ありがとう。そうこうしている間にお前のための晩飯は完成したっぽいぞ。」 アナメントは正直忘れていたが部屋に充満するいい匂いにアスタロスも気がづいた。 アスタロスは今までにおきたロスとの争いのことを完全に忘れてしまった。 アスタロス「、、肉か?」 アスタロスの声が少し高くなった。 アスタロス「よし、さっそく食べようじゃないか。」 アナメント「はっはっは!そうだな!戦いの後に必要なのは後片付けなんかじゃない....そうだろ?腹を満たさないとね!」 そういうと先ほどまで作っていた肉を取り出した。 アスタロス「本当にお前は俺のために作ってくれるんだな。お前というやつはなんていいやつなんだ。」 アナメント「当たり前じゃないか。炎は壊すだけじゃない。こうやって人を生かすためにもあるんだ!お前の炎もそうだろう?なら、堂々と、豪快に燃やせばいい!」 その言葉にアスタロスは少し、心がゆらいだ。 アナメント「さぁ、”豪快フレイムミート”の完成だ!仕事の後にはこれが一番効く。アスタロス、お前の怒りも疲れもこの肉で吹き飛ばしてやれ!」 アスタロスは照れくさそうに返した。 アスタロス「ふっ。お前にはかなわん。だが、この肉...確かに力が戻ってくる気がする。」 タイタンの谷のとあるところで炎に照らされる二人の影は揺れ、そこからは楽しそうな二人の声が聞こえた。